この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サキュバスちゃんの純情《長編》
第10章 黒白な告白
「結婚しよう、あかり」
優しく唇を塞がれると、イエスもノーも言えないのに。これじゃあ、先生のが欲しくて「イエス」と言うようなものなのに。
「そばにいて」
焦らされて急かされる答えに、先生は意味を見出している。それでいい、と。
快楽の中に答えがあるのが、私たちらしいのかもしれない。
「望」
先生がそれを望むなら、私は――。
「愛してる。これからも、よろしくお願いします」
笑えたかな? 精一杯の笑顔だったんだけど、ちゃんと笑えていた?
先生が笑っているから、いいか。
「あかり、ありがと」
濡れそぼった蜜口から、湯川先生の屹立した肉棒がヌルリと挿入ってくる。待ちわびた刺激と食事に、体が歓喜する。その瞬間に、軽く達してしまう。
「っ、あ」
「あかり、締めないで」
「無理、イッちゃ……っ」
ぴんと伸ばされた腕にしがみついて、湯川先生を受け入れる。膣襞が肉棒を包み込んで、奥へ奥へと誘導していく。
「……あ、奥に」
根元まで咥え込んだら、先生の先端が子宮口にキスをする。ぐりぐりと刺激的なキスをしてくれる。
あぁ、ダメ、気持ちいい。奥まで繋がるのは、気持ちいい。