この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サキュバスちゃんの純情《長編》
第15章 小咄(二)

【水族館】

「……」
「……」
「あかり、楽しい? もう三十分も見てるけど」
「楽しい。めちゃくちゃ楽しい」
「そう? なら、良かった」
「……」
「……」

 巨大水槽をボーッと見上げるあかりと、その横顔を見つめ続ける望。
 お互い、目に映るものは違っても、それぞれ満足している様子。

「はい、チンアナゴのぬいぐるみ」
「湯川先生!? なんでっ!?」
「かじりついて見ていたじゃん。好きなんでしょ?」
「好き! 大好き! わぁ、かわいい! めちゃくちゃ嬉しい!! ありがとう、望!」

 今まであげたプレゼントの中で一番喜んでくれたなぁと望は苦笑し、あかりは子どものように喜ぶ。
 そんな、水族館デート。

 ……チンアナゴが(文字も形も)チン○に見えて「似てるなぁ、かわいいなぁ」と見つめていたとは口が裂けても言えないあかりだった。

/581ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ