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剛 to 舞依
第4章 舞依のままで
「ば、バカ、よせ、こんなところで」
舞依は伊澤くん口調で言うけど
身体はこちらに委ねている
「…舞依…大好きだ…愛してる…」
舞依の頭の上から身体を被せるようにして
耳元で囁く
んwww
言った自分にシビれ
伊澤くんの声で囁かれた
舞依としてシビれるwww

「!こら、やめろってば!」
腕の中で舞依が暴れだす

背中に視線を感じる
上の階から見られてるな

仕方なく身体を離そうとしたけど
舞依は胸にしがみついている

恥ずかしくて顔が出せないのか

そりゃぁ私だったら
気を失うほど恥ずかしいだろう

でも気を失うほど幸せのはず

小さな身体をさらに縮ませる舞依を
パッと掬い上げて
階段を駆け上がり
「…」
ポカンと眺めている女子二人をかわして
人けの無い廊下の隅へ向かった

人の気配が無いのを察知して
腕の中の舞依がゆっくりと顔を上げる

顔を真っ赤にして目を潤ませ
少しトロ~ンとした表情だ
そりゃあ
お姫様抱っこしてもらってるんだもの
トロけちゃうよね~
しかも学校で
しかも人前で

そんなウルウルした瞳で見つめられると
食べちゃいたいくらい愛しいよ~

その
小さくピンク色のぷくっとした唇が欲しい

顔を近づけていく

「まさかキスしようってんじゃないだろーな」
舞依が眉間にシワを寄せて男言葉で言った
「ダメ?」
「ダメに決まってんだろー自分とキスなんてまっぴらだ!」
舞依は身体を揺すって
腕を振りほどいて離れて歩いて行った

まったく
身体はあれだけ反応してるのに
頑なな伊澤くん
もっと素直に身に委せれば良いのに

でも
頑ななのは私、駿河舞依の性格
そりゃあ私だったら
こんな急展開について来れないよね~
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