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剛 to 舞依
第1章 剛の「剛 ing 舞依」 イブ
目を血走らせた武がトモの襟首を掴むと
おぼこい他9人は逃げ出した
残るは震えるトモとマッドな5人
「おい、マツタケ!」
『マッド武』をチョイ略してからかう
「!ナンだ伊澤じゃねーか」
「そいつを放せ」
「何だ知り合いか?」
「…俺の弟だ」
「そうか…なら兄弟まとめて血ヘド吐かせてやるぜ」
相変わらずマッドなやっちゃ
後ろ3人はヒロに任せて
一人を左肘でノックアウトし
同時に武を右ストレートで沈めた
「バーカ、お前になんかやられるか」
振り返るとヒロも片付けたところだった
「…お前大丈夫か?」
「よ、余計なことしやがって…」
まだ脱色剤が匂いそうな茶色の前髪からおぼこい目を覗かせて呟いた
「強がるな、あのままじゃあ確実に前歯無くしてたぞ。他の奴らも逃げちゃったし、お前は俺らが拉致るぜ、来い!」
有無を言わせずトモの首根っこを掴んで歩き出す
「おい、剛、まさかあそこへ行くのか?」
「ビンゴー!タクが居ないから諦めてたけど」
「けど、こいつで大丈夫か?」
「カカシでも居ないよりはマシだ」
おぼこい他9人は逃げ出した
残るは震えるトモとマッドな5人
「おい、マツタケ!」
『マッド武』をチョイ略してからかう
「!ナンだ伊澤じゃねーか」
「そいつを放せ」
「何だ知り合いか?」
「…俺の弟だ」
「そうか…なら兄弟まとめて血ヘド吐かせてやるぜ」
相変わらずマッドなやっちゃ
後ろ3人はヒロに任せて
一人を左肘でノックアウトし
同時に武を右ストレートで沈めた
「バーカ、お前になんかやられるか」
振り返るとヒロも片付けたところだった
「…お前大丈夫か?」
「よ、余計なことしやがって…」
まだ脱色剤が匂いそうな茶色の前髪からおぼこい目を覗かせて呟いた
「強がるな、あのままじゃあ確実に前歯無くしてたぞ。他の奴らも逃げちゃったし、お前は俺らが拉致るぜ、来い!」
有無を言わせずトモの首根っこを掴んで歩き出す
「おい、剛、まさかあそこへ行くのか?」
「ビンゴー!タクが居ないから諦めてたけど」
「けど、こいつで大丈夫か?」
「カカシでも居ないよりはマシだ」