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おにいちゃん、おしえて。
第3章 おにいちゃんと、ふたりきり。
「清花、スカート捲れてる。」

英司が思わず上ずり声をあげたことには、清花は気付いていない。
「あ、そお?」とスカートを下げて、四つん這いの体勢で、はいはいをするようにこたつから出てくる。

清花の尻が英司の顔の前まで来た。
英司はごくりと唾を飲みつつ、まだ捲れているプリーツスカートを戻そうとしたら、あろうことか清花の尻を手のひらで触ってしまった。

「やんっ」

スカートをひらりと揺らし、清花が英司を睨んだ。

「あ、ごめん」

わざとではないが、清花の尻はとても柔らかく、ぽよんと跳ねた。
英司は軽いパニックに陥りながら手を引っ込める。

「なんで触るのっ」
「や、マジでごめん」

なぜ触ったか。

「そこに尻があったから」という言い訳は許されないだろうななどと考えながら謝る。

清花はそんなに怒っていないようで、英司はほっとした。
「もうッ、えっち」と頬を膨らましてはいるが。

こたつに横になったままの英司は、可愛らしい清花のその仕草に胸も性器も熱くし、際どい妄想が膨らんだ。
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