この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
おにいちゃん、おしえて。
第1章 幼なじみ。
しかし、期待は脆くも崩れ去る。


秋になり、高校3年生の英司が大学に推薦で合格したのを祝し、大島家で母たちと芽衣を含む5人で食事をした。

どれもこれも驚くほどおいしそうで、オシャレ。
英司の母は料理関係の仕事をしているので、プロ級のおもてなしメニューが出てくるのだ。
清花は、料理に舌鼓を打ちながら、隣に座っていた英司にそれとなく温泉旅行の話をした。

「旅行? 多分行かないなー。バイトもあるし……」

なんともつれない返事。

土日を絡めて行くには、清花と芽衣は一日学校を休まねばならなかった。
英司は、受験シーズンのため、家庭学習期間で自由登校。
受験が終わっている英司は実質休みのようなものだった。

「おにいちゃんが行かないなら、私もやめておこうかな。そもそも、金曜だし……学校行かないとだし……」

清花の返事に耳を傾けながら、英司はチキンサラダを取り分け、うーんと考える。

「清花も行かないなら、その日、うちでメシ食ったらいいんじゃない?」

えっ……おにいちゃんと二人きり?
清花は頬を押さえて、赤くなった頬を隠した。
/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ