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第5章 おにいちゃん、みて。

清花はもじもじと足を開いて、英司の顔の前にそこを近づけた。
むわぁと漂う清花の甘酸っぱさに、英司は清花に見えないようにして自分の昂りを握る。

「ここなの……」

桜貝のような可愛らしい純朴な爪が指したのは、大人の女のようにぷっくりと主張しているクリトリス。
確かに大きくなっていて皮が剥けているが、変な所見は何もない。

「変じゃないよ。普通だよ。薄暗いから、はっきりとはわからないけど……」

暗いので、英司にはクリトリスの存在ぐらいしかわからない。
英司が話すと彼の吐息が少女の淫靡な割れ目をくすぐり、清花は体をぶるっと震わせる。

「ありがとっ、変じゃないならよかった……」

そう言うと、清花はすぐに足を閉じ、そこに脱ぎ捨てていたパンツをはいたが、その下着も濡れていて気持ち悪い。

「おにいちゃん……着替えたい」
「そうか。着替えはこたつの所だっけ」