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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第5章 第5章 超巨乳少女現る!
「それに…私、ギターはずっとやってたけどエレキギターは一年前にカエさんに誘われて始めたばっかりで…まだ演奏もみんなよりもずっと下手くそだし…」
正直僕にはある程度のレベルより上になると演奏の上手い下手はまだよく分からない。少なくともハルナさんが下手だと思ったことはないし、他のバンドのギタリストと比べてもそんなに大きく見劣りすることはない。多少のテクニックの差はルックスとパフォーマンスの激しさでカバー出来ている。
…激しいパフォーマンス? もしかして…?
「太一さん…?」
「あ、ごめんなさい。あの…ステージの上での激しいパフォーマンスって…、もしかして、それって…?」
真っ赤な顔でこくり、とうなずくハルナさん。
「つ、つまり…胸に目線が集まるのが恥ずかしいから激しいパフォーマンスで目を逸らしていた、と…?」
「そう…です」
ステージの上で豹変する理由がこれで解けた。
ハルナさんはきっとそうやって胸を隠すために身も心もこれまでの生き方全て、ずっと縮こまってきた。
きっとハルナさんは嬉しかったんだ。バンドに誘ってもらえて。
自分を変えるチャンスと思ったか、世界を広げるチャンスと思ったか。
今ハルナさんが感じているバンドへの負い目に軽く触れただけでもバンドやメンバーに対する思いの深さを知ることが出来る。
正直僕にはある程度のレベルより上になると演奏の上手い下手はまだよく分からない。少なくともハルナさんが下手だと思ったことはないし、他のバンドのギタリストと比べてもそんなに大きく見劣りすることはない。多少のテクニックの差はルックスとパフォーマンスの激しさでカバー出来ている。
…激しいパフォーマンス? もしかして…?
「太一さん…?」
「あ、ごめんなさい。あの…ステージの上での激しいパフォーマンスって…、もしかして、それって…?」
真っ赤な顔でこくり、とうなずくハルナさん。
「つ、つまり…胸に目線が集まるのが恥ずかしいから激しいパフォーマンスで目を逸らしていた、と…?」
「そう…です」
ステージの上で豹変する理由がこれで解けた。
ハルナさんはきっとそうやって胸を隠すために身も心もこれまでの生き方全て、ずっと縮こまってきた。
きっとハルナさんは嬉しかったんだ。バンドに誘ってもらえて。
自分を変えるチャンスと思ったか、世界を広げるチャンスと思ったか。
今ハルナさんが感じているバンドへの負い目に軽く触れただけでもバンドやメンバーに対する思いの深さを知ることが出来る。