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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第7章 過去から来た少女
「太一君が作ったの?」

 珍しく先陣を切ったのはイズミさん。どこか呆れているようにも感心しているようにも見える。

「…はい。あの、イズミさんにもらったデジタルピアノをいじっていたら楽しくなってしまって」
「音がいいわね」
「え、あ、はい。いろんな音が出せるので楽しいですね」
「そうじゃなくて、曲」
「え?」
「シンプルだけどいい構成ね。よく私達の演奏を聞いていてくれていたのね」
「あ…ありがとうございます」
「まあ、そう言われてみれば詩も…ちょっと下品な気もするけど独特で悪くないんじゃない?」

 今度はシーカさん。刺激的な言葉の並んだ歌詞だったがシーカさんにはもっと刺激的な思い出がある。僕に裸を、それも穴のあくほど見られた経験だ。実際女の子の体には男にはない穴があったけども。
 それ以来衣装も太もも全開のショートパンツやより太ももを際立たせるためのミニスカート&ニーハイソックスで絶対領域なものが多かったから、自然と僕のやることに慣れ始めている。
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