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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第7章 過去から来た少女
「私にいっぱい痴漢をして…男の人に触られたのは本当に初めてだったんだよ」

 カエさんの手は僕の腰へと伸びる。ベルトを外す。

「ちょ…カエさん…?」
「初めは本当に怖かったし嫌だったし、気持ち悪かった。それにね」

 ベルトが外されジーパンのチャックが下ろされる。

「それを他の人が見てた、って知った時、死んでしまいそうなほど恥ずかしかった」

 カエさんは自分の頬を僕の頬に擦り付け手はパンツの中に入り込む。すでに固くなりはじめている僕のものをきゅっと握った。

 うっ、と僕の腰が引ける。女の子の手のひらは何だってこんなに柔らかいのか。自分で握るのとはまるで感触が違う。

「なのに…なのに私はいつの間にかそれが気持ちよくて気持ちよくて仕方がなくなったの。私をこんなにしたのは太一君なんだからね」

 擦り付けられていた頬はすべすべの感触で横に滑り、厚い唇が僕の唇と重なった。
 上下に手を動かし僕のものを刺激しつつ、僕の唇をカエさんの唇が甘く噛み、舌を吸い出す。もう片方の手が僕の頭をしっかりと抱き込み二人の顔が密着する。

 僕は突然の出来事に反応出来ていなかったがようやくをカエさんの腰に添えた。
 向こうから体を絡めてきているんだし、触ったっていいはずだ。やっとそんなことを考えた。

 見事にくびれた腰の両手を添え、その手をするすると上に向かって滑らせていく。もう少しで二つの大きな膨らみに手が触れるかという時、カエさんの手が僕の手を押しとどめた。

「ダメ」
「え…?」
「太一君が自由に動いちゃったらお仕置きにならないでしょ。気持ちよくしてあげるから、触るのは我慢してね」
「そんな…」
「電車の中では私は一方的に触られてたのよ」
「う…」

 くすり、と笑うとカエさんは僕の服を脱がしにかかる。脱がせた服は丁寧に畳んでくれた。
 僕を全裸にするとカエさんも服を脱ぐ。セクシーなデザインの、でも爽やかな薄い青色の下着姿になった。

 腕で胸を持ち上げるように隠しながら片方の手を背中に回しブラのホックを外す。腕と胸の間からブラが抜かれた。ただし、両腕で抱え込むようにして隠している。乳首は見えないけど、その分胸の大きさや柔らかさを強調するように腕の中で潰れている。
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