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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第8章 いざ大舞台へ!
「うわー、広い」

 国技館の北門で担当者と合流し案内されたのは地下にある支度部屋。力士が取組前に準備に使う部屋だ。僕達がいるのは西側の支度部屋。浅山知代はバンドメンバーと東側の控室を使うらしい。相撲の世界では同じ番付でも東のほうが西よりも半枚上になるらしい。この控室の東西が『パンツァーカイル』と今日の主役の浅山知代との力の差だ。

 支度部屋は中央の通路を挟んで左右と奥が一段高くなっていてそこに畳が敷いてある。今日は出演者は浅山知代と彼女のバンドメンバー以外は『パンツァーカイル』しかいないから、この部屋も貸し切り状態だ。

「見て、お風呂も大きいよ」
「ホントだ…やっぱり体の大きなお相撲さんが使う場所ってことなんですね」

 カエさんとハルナさんは初めての国技館の、さらに普段は立ち入れない支度部屋にすっかりはしゃいでいる。アカネさんはイズミさんやカエさんと親しいらしく二人との会話も弾んでいる。
 
「じゃああたしはここ」

 シーカさんは畳の上に荷物を下ろすとさっそくストレッチを始めた。気合が入っている。

 今日は両国国技館でのライブ。前座とはいえ『パンツァーカイル』初の大舞台。
 
 期待と緊張。どうやらいちばんドキドキしているのは僕みたいだ。

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