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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第8章 いざ大舞台へ!
「脱いだわよ…」
「…はい」

 興奮と緊張とで僕の喉も焼けたように貼り付いていて上手く返事が出来なかった。

「はい、じゃないわよ。早く見なさいよ。恥ずかしいんだから…」
「じゃ、じゃあ…」

 背もたれに体を預けたシーカさんの小ぶりな胸に顔を寄せていく。綺麗な乳首がぴんと尖っている。

「う…っ」

 僕の息がかかったのか乳首がぴくりと震える。

 両手を伸ばしシーカさんの腰を両側から掴むように手を添える。

「触っちゃ…ダメ」

 その手がするすると上に滑り胸まであと少し、というところできつく目を閉じたままシーカさんが言った。
 ならば、と僕はその手を今度は下へと向かわせ隙間なく閉じられた太ももの間に手のひらをこじ入れ、左右に開いていく。

「んっ!」

 太ももの内側に指が触れ、シーカさんが唇を噛む。足に力が入る。

「力抜いて下さい…足開いて」
「そこも…見るの…?」
「もちろんです」

 シーカさんの目が潤みステージに降り注ぐライトを反射する。

「早くしないと誰か来るかもしれないですよ」

 僕の言葉にびくっとから震わせここが全開とは違って密室の中ではないことを思い出す。

 自分で脱ぐといった以上、それを曲げられないのがシーカさんだ。一刻も早くプレッシャーに打ち勝つ自分を手に入れるためこの行為を完遂しなければならない、とそう思っているのだろうか。

 緊張が伝わる動きでぎこちなくシーカさんの足が開かれる。

 清楚で無垢な割れ目が露わになった。

「奥まで見せて…開いて」
「無理…もう無理…人がいるから…っ!」

 押し殺した悲鳴のような声。顔を上げてみれば僕達のいるボックス席の正面の中ほどの段の升席に関係者らしき人が座っている。照明の当たり方を確認しているようだ。もしも彼らが後ろを振り返れば全裸のシーカさんに気が付いてしまうかもしれない。

 シーカさんは彼から隠れるように深く背もたれに体を沈ませる。両手でしっかりと胸を覆い隠す。

「じゃあ…僕が開きますよ」
「え…ひっ!」

 短い悲鳴のような声。僕の指がシーカさんの割れ目の押し開く。
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