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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第8章 いざ大舞台へ!
「触るなぁ…」
「だってこうしないと奥まで見えないじゃないですか」
「そ、それ以上触ったら殺す…」

 恥ずかしさの中に溺れ震える声ながらもシーカさんらしい言葉が口をついて出る。
 ということはまだ限界を超えていない、ということ。もっと強い刺激で限界を超えてもらわなければいけない。

「分かりました。絶対に触りません」
「あ、当たり前でしょ…」

 奥から潤いを溢れさせはじめた割れ目にぐっと顔をよせる。むわ、と女性の匂いが鼻を突く。

「絶対に触りませんから…」

 僕は割れ目に口を付けた。

「あうっ!」

 びくっとシーカさんの肩が鋭く揺れ太ももがぎゅっと締まり僕の顔を両側から挟み込む。

「触らないって…触るなって言って…うっ!」
「触ってないです…触らないで舐めてます」
「そんなズル…あうっ、く…」

 シーカさんの潤いを舌で絡め取り、奥から吸い出す。いくら啜っても後から後から溢れてくる。
 僕以外の人には見られたこともなく、誰の指も触れたこともないシーカさんの割れ目は僕の舌で初めての愛撫を受け、シーカさんを初めての性の感覚に襲わせる。
 
「ひぁ…そんなとこ舐め…あうっ、そこ…ダメ…っ」

 クリトリスに舌が触れるとシーカさんがびくびくと反応を見せる。前にイズミさんの体で覚えたクリトリスの位置。そこを重点的に舐める。

「気持ちがいいですか? びくびくしてますよ」
「違…刺激が強すぎて…んっ! はうっ!」

 シーカさんが大きな喘ぎ声を上げた途端、バンドの音が消えた。慌ててシーカさんが口を覆う。胸は両腕の中に隠されたまま。
 しつこくしつこくクリトリスを舐めると手の隙間から喘ぎの吐息が漏れ聞こえる。

「あう…ん、くっ、は…っ!」

 シーカさんがはじめての快感に喘ぐ中、会場の照明が付いた。同時に近くの扉が開き人が入ってくる。

 がたん、と椅子から転がり落ちてシーカさんが仕切りの壁の隅にうずくまる。入って来たのは僕とも顔見知りのライブの担当者だ。スーツのよく似合うまだ若い男性。
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