この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第1章 『パンツァーカイル』
「とりあえず自己紹介しようか。あたしはヴォーカルの立花詩歌。シーカって呼んで」
場所を移して近所のファミレス。叔父さんに「これからのことを話し合いなさい」てt言われて一万円札を渡されて、それで昼食がてらにやって来た。
シーカさんはやや釣り目の、セミロングの髪を茶色く染めた活発そうな女の子。背丈や体形だけ見れば普通の女の子と変わらないけど、バンドンのヴォーカルという花形を務めているせいか。なぜか目を弾き付けられる華やかさがある。
「私、松下佳英。よろしくね」
大人な雰囲気でにこやかに挨拶をしてくれたのはベースのカエさん。少し細い目が優しく微笑んでいる。
長い黒髪がサラサラと流れている。唇がふっくらしていてとってもセクシー。
「あの…ギターをやってます、村上春菜です」
そのカエさんに促されてもじもじと挨拶をしたのがハルナさん。声も小さくぺこり、と頭を下げた様子はとてもエレキギターとはイメージがかけ離れている可愛らしい女の子だ。カエさんとは反対に子供っぽい見た目だけどキューティクルに溢れたおかっぱ頭が綺麗な天使の輪を作っている。
「樹下泉美。ドラムとキーボード。よろしく」
「イズミさんはあたし達のリーダーよ」
素っ気ない自己紹介にシーカさんが言葉を添える。
もしかして僕、出会ったばかりで嫌われたんだろうか…?
メンバーの中ではいちばん背が高く、切れ長の瞳に薄い唇。クールビューティーとでも言えば少しは雰囲気が伝わるだろうか?
背の大きさはイズミさんがいちばんでシーカさんとカエさんが同じくらい。ハルナさんが目立って小さい。男性の平均身長の僕の胸位までしかない。
胸の大きさは…
僕が視線を胸に送ろうとすると「で、あんたは?」とシーカさんの声が立ち塞がった。さすがヴォーカル、あんまり大きな声でもないのによく通る。
場所を移して近所のファミレス。叔父さんに「これからのことを話し合いなさい」てt言われて一万円札を渡されて、それで昼食がてらにやって来た。
シーカさんはやや釣り目の、セミロングの髪を茶色く染めた活発そうな女の子。背丈や体形だけ見れば普通の女の子と変わらないけど、バンドンのヴォーカルという花形を務めているせいか。なぜか目を弾き付けられる華やかさがある。
「私、松下佳英。よろしくね」
大人な雰囲気でにこやかに挨拶をしてくれたのはベースのカエさん。少し細い目が優しく微笑んでいる。
長い黒髪がサラサラと流れている。唇がふっくらしていてとってもセクシー。
「あの…ギターをやってます、村上春菜です」
そのカエさんに促されてもじもじと挨拶をしたのがハルナさん。声も小さくぺこり、と頭を下げた様子はとてもエレキギターとはイメージがかけ離れている可愛らしい女の子だ。カエさんとは反対に子供っぽい見た目だけどキューティクルに溢れたおかっぱ頭が綺麗な天使の輪を作っている。
「樹下泉美。ドラムとキーボード。よろしく」
「イズミさんはあたし達のリーダーよ」
素っ気ない自己紹介にシーカさんが言葉を添える。
もしかして僕、出会ったばかりで嫌われたんだろうか…?
メンバーの中ではいちばん背が高く、切れ長の瞳に薄い唇。クールビューティーとでも言えば少しは雰囲気が伝わるだろうか?
背の大きさはイズミさんがいちばんでシーカさんとカエさんが同じくらい。ハルナさんが目立って小さい。男性の平均身長の僕の胸位までしかない。
胸の大きさは…
僕が視線を胸に送ろうとすると「で、あんたは?」とシーカさんの声が立ち塞がった。さすがヴォーカル、あんまり大きな声でもないのによく通る。