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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第3章 夜の部屋に響くあの声
「あ~疲れた」
僕の運転する車から降り大きく背伸びをするシーカさん。
梅雨がようやく終わって暑い夏がやって来た。相変わらず湿気の多い風が鬱陶しいけど、一仕事終えたメンバーの顔は爽やかだ。
時間も遅くなってしまったので今日は『にゃあにゃあ』が紹介してくれた小さな民宿に宿泊することになった。値段も安いし宿のおばちゃんもとってもいい人ですから、と『にゃあにゃあ』の一人が僕に地図を書いて渡してくれた。
夏休みはまだとはいえ今日は土曜日。近所には温泉もあるせいか民宿の駐車場には何台も車が止まっていて繁盛をうかがわせる。なるほど『にゃあにゃあ』のお姉さんはいいところを紹介してくれたんだな、と僕は密かに感心した。
「近くに温泉あるみたいですよ」
「いいわね。もう私、パンツまでぐっしょり」
「早く汗流したいね」
僕の言葉を受けてカエさんが言う。その次に言ったのが誰なのか、僕の耳には入って来なかった。
だって…カエさん! パンツまでですか!?
僕の運転する車から降り大きく背伸びをするシーカさん。
梅雨がようやく終わって暑い夏がやって来た。相変わらず湿気の多い風が鬱陶しいけど、一仕事終えたメンバーの顔は爽やかだ。
時間も遅くなってしまったので今日は『にゃあにゃあ』が紹介してくれた小さな民宿に宿泊することになった。値段も安いし宿のおばちゃんもとってもいい人ですから、と『にゃあにゃあ』の一人が僕に地図を書いて渡してくれた。
夏休みはまだとはいえ今日は土曜日。近所には温泉もあるせいか民宿の駐車場には何台も車が止まっていて繁盛をうかがわせる。なるほど『にゃあにゃあ』のお姉さんはいいところを紹介してくれたんだな、と僕は密かに感心した。
「近くに温泉あるみたいですよ」
「いいわね。もう私、パンツまでぐっしょり」
「早く汗流したいね」
僕の言葉を受けてカエさんが言う。その次に言ったのが誰なのか、僕の耳には入って来なかった。
だって…カエさん! パンツまでですか!?