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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第3章 夜の部屋に響くあの声
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「こんばんは。お疲れさまでした」
親戚のおばちゃんみたいなテンションで出迎えてくれたのがこの民宿の女将さん。
「じゃあ二部屋ね。こっちの部屋が立花詩歌さんと村上春菜さんと、樹下泉美さんで。
それでこっちの部屋が簗瀬太一さんと松下ヨシヒデさんね」
…ん?
「あの…」
ちょっと困った顔で鍵を受け取るカエさん。手渡すおばちゃん。ぐるりとメンバーを見渡す。
シーカさん、ハルナさん、イズミさんを見て、僕とカエさんを見る。
「あら…あらら? ヨシヒデさん?」
「あの、ヨシヒデではなくてカエ、といいます」
カエさんこと佳英さん、ことヨシヒデさん。
おばちゃんは僕がネットで予約した「松下佳英」さんを「マツシタ ヨシヒデ」さんだと思い、男性だと思ったみたいだ。
「あら…あらあら! ごめんなさいね」
おばちゃんは慌てて頭を下げた。
親戚のおばちゃんみたいなテンションで出迎えてくれたのがこの民宿の女将さん。
「じゃあ二部屋ね。こっちの部屋が立花詩歌さんと村上春菜さんと、樹下泉美さんで。
それでこっちの部屋が簗瀬太一さんと松下ヨシヒデさんね」
…ん?
「あの…」
ちょっと困った顔で鍵を受け取るカエさん。手渡すおばちゃん。ぐるりとメンバーを見渡す。
シーカさん、ハルナさん、イズミさんを見て、僕とカエさんを見る。
「あら…あらら? ヨシヒデさん?」
「あの、ヨシヒデではなくてカエ、といいます」
カエさんこと佳英さん、ことヨシヒデさん。
おばちゃんは僕がネットで予約した「松下佳英」さんを「マツシタ ヨシヒデ」さんだと思い、男性だと思ったみたいだ。
「あら…あらあら! ごめんなさいね」
おばちゃんは慌てて頭を下げた。
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