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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第4章 (エロ)プロデューサー始動!
「じゃあ何でやらないのよ」
「それは…あの、時間がなくて」
実は写真の量が多すぎてどれがいいかをまだ決めかねているんだ。
シーカさんも褒めてくれたけど、自分で言うのもなんだけど確かにいい写真が多いように思う。
元々の素材がいい。『パンツァーカイル』のメンバーは美人だったり可愛かったりと方向は違うもののルックスのレベルは高い。さらにその彼女達が大好きな楽器を奏で、絶好調で歌っている姿は、どんなに腕が悪くっても、きっと魅力的な写真になるだろう。
「男性ファンを増やすための写真だから、やっぱり男のあんたが選ぶのがいいわね」
「僕が選んでもいいんですか?」
「まあ、いいわよ。もしいい写真があったらあたし達からも言うけど、基本的にはあんたが自由に選ぶのがいいと思う」
「いいんですね?」
「うん、任せた」
お気楽にシーカさんは言った。
こんなにたくさんの写真を吟味しなければいけないのは、確かに大変な作業ではある。
だけど。
写真の選択を任されてしまった。これはやりがいのある仕事だぞ。
「じゃあ、今からさっそく取り掛かりますね。明日には見られるようにしておきます」
「うん。よろしくね」
満足そうにシーカさんは頷いたのだった。
僕はその日、終電ギリギリまで事務所で作業をした。時間が過ぎるのも気が付かないくらい集中して写真選びに夢中になった。
僕だってヤル気を出せばこんなもんさ。予告通り次の日、ホームページには新たに「写真集」というコンテンツが誕生していた。
「それは…あの、時間がなくて」
実は写真の量が多すぎてどれがいいかをまだ決めかねているんだ。
シーカさんも褒めてくれたけど、自分で言うのもなんだけど確かにいい写真が多いように思う。
元々の素材がいい。『パンツァーカイル』のメンバーは美人だったり可愛かったりと方向は違うもののルックスのレベルは高い。さらにその彼女達が大好きな楽器を奏で、絶好調で歌っている姿は、どんなに腕が悪くっても、きっと魅力的な写真になるだろう。
「男性ファンを増やすための写真だから、やっぱり男のあんたが選ぶのがいいわね」
「僕が選んでもいいんですか?」
「まあ、いいわよ。もしいい写真があったらあたし達からも言うけど、基本的にはあんたが自由に選ぶのがいいと思う」
「いいんですね?」
「うん、任せた」
お気楽にシーカさんは言った。
こんなにたくさんの写真を吟味しなければいけないのは、確かに大変な作業ではある。
だけど。
写真の選択を任されてしまった。これはやりがいのある仕事だぞ。
「じゃあ、今からさっそく取り掛かりますね。明日には見られるようにしておきます」
「うん。よろしくね」
満足そうにシーカさんは頷いたのだった。
僕はその日、終電ギリギリまで事務所で作業をした。時間が過ぎるのも気が付かないくらい集中して写真選びに夢中になった。
僕だってヤル気を出せばこんなもんさ。予告通り次の日、ホームページには新たに「写真集」というコンテンツが誕生していた。