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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第4章 (エロ)プロデューサー始動!
「ちょっと」
昨日と同じセリフを、今日はメンバー行きつけの喫茶店でシーカさんが言う。
喫茶『ほどほど』の店主は離島出身の若い女性。島のおおらかで開放的な雰囲気をお店でも再現したい、というその言葉通り座席は広く窓は大きく、開放的で明るい店内はいつも居心地がいい。季節の花がいつも店内を彩ってくれている。
店主は『パンツァーカイル』の数少ないファンの一人で、バンドのチラシを置かせてもらったりバイブのお知らせを貼らせてもらったり、いろいろとバックアップをしてくれている。
今日はシーカさんだけはなく、イズミさん、ハルナさん、カエさんとメンバーが全員揃っている。
メンバーが常連のお店の、いつものお決まりの窓際のテーブル席。
テーブルの上にはシーカさんの私物のノートパソコン。薄型で軽くてかっこいい、僕が欲しかったやつだ。
「何でしょう?」
言われることは分かっていたけど、一応聞き返しておいた。
てゆーか、シーカさんからの苦情は予想してたけど、まさかメンバー勢揃いのところで言われるとは思ってなかったよ。
僕が聞き返したのは、少しでも苦情の発生を送らせたかったからだ。
「何よ、これ」
「何って…写真ですけど…」
シーカさんのパソコンには『パンツァーカイル』のホームページ。新しく出来た写真のコンテンツをクリックする。
中も細分化されていて「ライブ記録」「オフショット」に分かれている。
ライブ記録は日付ごとに場所と曲のリストと共に写真が掲載されている。
問題なのはオフショットのほうだ。
シーカさんも事務所で少し見たライブ以外の、プライベートに近い様々な写真が並んでいる。僕が選びに選んだ珠玉の写真が、山ほど掲載されている。
「いい写真ね」
「すごく自然な顔してますね、私達」
カエさんとハルナさんが好意的な感想を言ってくれる。イズミさんは何も言わないけど、何も言わない時は特に反論がない時だ。
昨日と同じセリフを、今日はメンバー行きつけの喫茶店でシーカさんが言う。
喫茶『ほどほど』の店主は離島出身の若い女性。島のおおらかで開放的な雰囲気をお店でも再現したい、というその言葉通り座席は広く窓は大きく、開放的で明るい店内はいつも居心地がいい。季節の花がいつも店内を彩ってくれている。
店主は『パンツァーカイル』の数少ないファンの一人で、バンドのチラシを置かせてもらったりバイブのお知らせを貼らせてもらったり、いろいろとバックアップをしてくれている。
今日はシーカさんだけはなく、イズミさん、ハルナさん、カエさんとメンバーが全員揃っている。
メンバーが常連のお店の、いつものお決まりの窓際のテーブル席。
テーブルの上にはシーカさんの私物のノートパソコン。薄型で軽くてかっこいい、僕が欲しかったやつだ。
「何でしょう?」
言われることは分かっていたけど、一応聞き返しておいた。
てゆーか、シーカさんからの苦情は予想してたけど、まさかメンバー勢揃いのところで言われるとは思ってなかったよ。
僕が聞き返したのは、少しでも苦情の発生を送らせたかったからだ。
「何よ、これ」
「何って…写真ですけど…」
シーカさんのパソコンには『パンツァーカイル』のホームページ。新しく出来た写真のコンテンツをクリックする。
中も細分化されていて「ライブ記録」「オフショット」に分かれている。
ライブ記録は日付ごとに場所と曲のリストと共に写真が掲載されている。
問題なのはオフショットのほうだ。
シーカさんも事務所で少し見たライブ以外の、プライベートに近い様々な写真が並んでいる。僕が選びに選んだ珠玉の写真が、山ほど掲載されている。
「いい写真ね」
「すごく自然な顔してますね、私達」
カエさんとハルナさんが好意的な感想を言ってくれる。イズミさんは何も言わないけど、何も言わない時は特に反論がない時だ。