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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第4章 (エロ)プロデューサー始動!
 衣擦れの音。裸足で床のタイルを踏む冷たい音。覚悟を決めた息遣い。

 どれくらいの時間が経ったのか。そういうほどの時間も経っていないのか。
 短いような長いような、背後で行われている強制的なストリップショーは、しかし僕はしっかりと見ることが出来ていた。

 部屋にはステージの様子を映すモニターがある。シーカさんに背を向け直接見ることは出来ないものの、そこに反射するシーカさんの姿がしっかりと見えた。

 黒い画面に映る姿は決して鮮明ではない。特に色は分かりにくい。
 それでも必死の思いでシャツを脱ぐ姿を僕は見ることが出来た。

 僕が見ていないと信じているシーカさんは、背中に手を回す。ブラジャーのホックが外れ落ちそうになるカップをそっと両手で受け止める。
 シーカさんらしくシンプルなデザインのブラジャーの中から、本人の性格をよく表したようなちょっと上向きでやや小作りな胸が露わになる。
 さすがにモニター越しでは下着や乳首の色までは分からない。

 僕は今すぐにでも振り向きたい衝動を、全身の力と意志の力を総動員して耐えた。

 壁に備え付けられた鏡の前のメイク台の上にブラジャーを置くと、シーカさんはいったん動きを止めた。
 彼女の体を包むのは最後に残った一枚の布。その最後の問題のショートパンツを脱ぐのを躊躇っている。

 きつく目を閉じ、一気に足首まで下ろした。

 僕の背後に全裸の少女。部屋の空気が薄いような気がする。何だか息苦しい。

「…そっち向いてもいいですか?」
「ダメ、まだっ!」

 初めて聞く悲鳴のような声。シーカさんは慌てて手で胸と股間を隠す。
 モニターに映る姿をじっと見ていた僕はシーカさんが全裸になるタイミングで声をかけた。僕の我慢の限界だ。

 振り向きかけた僕の首がシーカさんの強い言葉に押し戻された。

「…いいって言うまで絶対にこっち見ないでよ」
「…はい」

 鏡に向かって大事なところが隠せているか念入りにチェックしている。
 やや小ぶりな胸は抱きかかえられるように腕の中にすっぽりと隠れているし、股間は手のひらで完全に覆い隠されている。

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