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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第4章 (エロ)プロデューサー始動!
 やや小ぶりながらもツンと尖った胸の先端、気持ちの昂ぶりか羞恥の極致か乳首が勃っている。
 いかにも手触りがよさそうなキメの細かい肌に鳥肌が浮いている。

「…あんまり、見ないで、よ」

 呼吸が短く早く、喘ぐように言うシーカさん。

「じゃ、じゃあ次は下を…」
「そっちも?」
「だって、言ったじゃないですか、全部見せて下さいって」
「そ、そうだけど…」

 もじもじと体をくねらせるシーカさん。
 恥ずかしがる様子が何とも可愛らしいけど、それも後で思い返してそう思ったというだけのことで、この時は僕もドキドキソワソワで頭が冷静に動いてはいなかった。
 
 早くシーカさんのアソコが見たい。まだ処女の、男性経験の全くない、純粋無垢なアソコを。

 僕も興奮しすぎて言葉が出なくなってしまった。
 何か言いたげに僕をじっと見ていたシーカさんだったが、僕が何も言わないのを見て拒否することが出来ない、とまたもやこちらの都合のいいように勘違いしてくれたようだ。

 初志貫徹。思い立ったが吉日。猪突猛進。口よりも体を動かせ。

 そんなシーカさんは他人を疑うことを知らない。だから他人も自分と同じようだと考える節がある。

 つまり、一度言い出したらそれはもう「約束」として成り立つのだ、と。
 僕が言った「全部見せて」も、僕なりの考えがあってのことで、だからバンドのためにも拒否することはマイナスになるのだ、と。

 いつもな強気な光を宿している瞳が泣きそうな形に歪み、それでも涙だけは堪えてシーカさんは股間を隠す手をそっとどけた。

 まるでスローモーション。走馬燈ってのはこういうふうに見えるんだろうか。

 そのゆっくりとした手の動きに僕は目を奪われた。
 
 部屋の中に何とも言えない空気が充満している。
 隣の部屋を控室に浸かっているバンドも食事にでも出かけたのだろうか、物音ひとつ聞こえない。
 
 聞こえるのは時計の針の音。シーカさんの息遣い。僕の視界を揺らすほどに大きな心臓の音。

 顔を斜め下に傾け恥ずかしそうに目を伏せるシーカさんは、それでも両手をお尻のあたりで揃えて体を隠すことはしなかった。

 こんもりと盛り上がった股間に、面積は狭く密度の濃い陰毛が生えている。
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