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蝶が舞う時
第15章 提示
「おじさん、うなされてたよ、大丈夫?」
菜摘が俺の顔を覗き込む。
俺は菜摘の顔を見て安心して思わず抱きしめた。
「おじさんどうしたの?」
「菜摘、菜摘が居なくなるとやはりおじさんは辛い…」
「おじさん、何言ってるの。菜摘はおじさんと一生過ごすの。」
「ああ、そうだな…」
俺は回りを見回し、
「今、何時かなぁ?」
「もうすぐ6時だけど…おじさん疲れて寝てたよ。」
「もうそんなになるのか。」
「おじさん、夕食はどうする?」
「何か体がダルいので、ルームサービスでも頼もう。」
「おじさん、大丈夫? ちょっと安静が必要みたい。」
「問題ないよ、それよりルームサービスのメニューを持ってきて。」
菜摘がリビングからメニューを持ってきた。
「菜摘、何食べたい?」
「おじさんが食べたいのでいいから…」
「じゃ、天ぷら定食と刺し身の盛り合わせ、それに茶碗蒸しかな?」
「じゃ、連絡するね。」
菜摘はベッドの横の電話でルームサービスの内線を掛けた。
「はい、ルームサービスです。」
「301号の東条ですが、ルームサービスをお願いします。メニューは……」
「畏まりました。お持ちする時間は?」
俺は菜摘に7時とサインを送ると
「7時頃にお願いします。」
「有り難うございました。」
菜摘は電話を置くと、俺に寄り添ってきた。
「おじさん、これからは無理しないでね…」
菜摘の香りは何時嗅いでも安らぐ…
「おじさんは菜摘と片時も繋がっていたい…」
「菜摘も…」
ちょっと7時に玄関ドアのチャイムが鳴る。
菜摘が玄関ドアに行くとルームサービスが届いた
「御料理はリビングのテーブルに準備致しますね。」
ルームサービスのウエイトレスが、ワゴン車に載った料理をてきぱきとテーブルに並べた。
「準備が終わりました。ごゆっくりお召し上がり下さいませ。」
「お済みになりましたら、食器類をこのワゴン車に載せてドアの外に置いて頂ければ、後ほど取りに参ります。 それでは失礼します。」
菜摘はベッドルームに戻ってから
「おじさん、夕食が届いたよ。」
「そうか…」
俺と菜摘はリビングのテーブルに向かった。
新鮮なお刺身の盛り合わせと豊富な具材の天婦羅。
「菜摘、美味しそうだ!」
「本当ね!おじさん、食べよう。」
菜摘が俺の顔を覗き込む。
俺は菜摘の顔を見て安心して思わず抱きしめた。
「おじさんどうしたの?」
「菜摘、菜摘が居なくなるとやはりおじさんは辛い…」
「おじさん、何言ってるの。菜摘はおじさんと一生過ごすの。」
「ああ、そうだな…」
俺は回りを見回し、
「今、何時かなぁ?」
「もうすぐ6時だけど…おじさん疲れて寝てたよ。」
「もうそんなになるのか。」
「おじさん、夕食はどうする?」
「何か体がダルいので、ルームサービスでも頼もう。」
「おじさん、大丈夫? ちょっと安静が必要みたい。」
「問題ないよ、それよりルームサービスのメニューを持ってきて。」
菜摘がリビングからメニューを持ってきた。
「菜摘、何食べたい?」
「おじさんが食べたいのでいいから…」
「じゃ、天ぷら定食と刺し身の盛り合わせ、それに茶碗蒸しかな?」
「じゃ、連絡するね。」
菜摘はベッドの横の電話でルームサービスの内線を掛けた。
「はい、ルームサービスです。」
「301号の東条ですが、ルームサービスをお願いします。メニューは……」
「畏まりました。お持ちする時間は?」
俺は菜摘に7時とサインを送ると
「7時頃にお願いします。」
「有り難うございました。」
菜摘は電話を置くと、俺に寄り添ってきた。
「おじさん、これからは無理しないでね…」
菜摘の香りは何時嗅いでも安らぐ…
「おじさんは菜摘と片時も繋がっていたい…」
「菜摘も…」
ちょっと7時に玄関ドアのチャイムが鳴る。
菜摘が玄関ドアに行くとルームサービスが届いた
「御料理はリビングのテーブルに準備致しますね。」
ルームサービスのウエイトレスが、ワゴン車に載った料理をてきぱきとテーブルに並べた。
「準備が終わりました。ごゆっくりお召し上がり下さいませ。」
「お済みになりましたら、食器類をこのワゴン車に載せてドアの外に置いて頂ければ、後ほど取りに参ります。 それでは失礼します。」
菜摘はベッドルームに戻ってから
「おじさん、夕食が届いたよ。」
「そうか…」
俺と菜摘はリビングのテーブルに向かった。
新鮮なお刺身の盛り合わせと豊富な具材の天婦羅。
「菜摘、美味しそうだ!」
「本当ね!おじさん、食べよう。」