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蝶が舞う時
第18章 苦悩
7月に入り、まだ梅雨明け宣言がされてないのに晴天が続き、日中の最高気温が33℃にまで達するようになった。
ある日の午前中、俺は郵便物を整理していると地元の予備校の夏期講習のパンフレットが出てきた。
志望校のコース別にクラス分けされ、特に医学部進学コースは少人数でクラス分けされていた。
受講料には教材費と進学相談、それに公開模試の受験料も含まれて7万5千円だった。
( 今の菜摘には良いかもしれない…受講料が高いが…)
その日の昼食は、クロワッサンを使ったサンドイッチを作った。
午前中の学習を終え、菜摘がテーブルにやって来た。
「わぁ―美味しそうね…」
「お疲れ、さぁ、食べようか…」
「は-い、頂きます。」
菜摘はアイスティーを飲みながら、サンドイッチを食べ始めた。
「菜摘…予備校の夏期講習を受けてみないか?」
「夏期講習?」
俺は菜摘の前にパンフレットを差し出した。
「午前中、郵便物を整理していたらこれを見つけた。この予備校はこの前公開模試を受けた所だろう?」
菜摘パンフレットを見ながら
「そうだけど…おじさん、別に大丈夫よ。一人で何とかやれるから…」
「それは分かる。だが、一日中マンションに居てはストレスが溜まるし、気分転換も買い物だけでは難しい。」
「期間は1ヶ月だ。学習の疑問点は直ぐに解決出来るし、苦手科目の対策も上手くアプローチして貰える。」
「1ヶ月か…」
「でもおじさん、受講料が…」
「それは心配ない…菜摘の役に立てればそれでいい…」
菜摘はしばらく考えていた。
「わかった。じゃ夏期講習を受けてみる。」
「じゃ、おじさんは午後から手続きに行ってくるよ。」
「ありがとう…おじさん。」
菜摘は少し笑顔を見せた。
( そういえば最近菜摘は笑うことが少なくなった…)
昼食を食べ終えて俺が食器を洗っていると、菜摘が俺の背中にそっと抱きついた。
菜摘は何も言わない。
「菜摘…」
「何…」
「おっぱいが気持ちいい…」
「変態…」
菜摘は更に強く俺に抱きついた…
ある日の午前中、俺は郵便物を整理していると地元の予備校の夏期講習のパンフレットが出てきた。
志望校のコース別にクラス分けされ、特に医学部進学コースは少人数でクラス分けされていた。
受講料には教材費と進学相談、それに公開模試の受験料も含まれて7万5千円だった。
( 今の菜摘には良いかもしれない…受講料が高いが…)
その日の昼食は、クロワッサンを使ったサンドイッチを作った。
午前中の学習を終え、菜摘がテーブルにやって来た。
「わぁ―美味しそうね…」
「お疲れ、さぁ、食べようか…」
「は-い、頂きます。」
菜摘はアイスティーを飲みながら、サンドイッチを食べ始めた。
「菜摘…予備校の夏期講習を受けてみないか?」
「夏期講習?」
俺は菜摘の前にパンフレットを差し出した。
「午前中、郵便物を整理していたらこれを見つけた。この予備校はこの前公開模試を受けた所だろう?」
菜摘パンフレットを見ながら
「そうだけど…おじさん、別に大丈夫よ。一人で何とかやれるから…」
「それは分かる。だが、一日中マンションに居てはストレスが溜まるし、気分転換も買い物だけでは難しい。」
「期間は1ヶ月だ。学習の疑問点は直ぐに解決出来るし、苦手科目の対策も上手くアプローチして貰える。」
「1ヶ月か…」
「でもおじさん、受講料が…」
「それは心配ない…菜摘の役に立てればそれでいい…」
菜摘はしばらく考えていた。
「わかった。じゃ夏期講習を受けてみる。」
「じゃ、おじさんは午後から手続きに行ってくるよ。」
「ありがとう…おじさん。」
菜摘は少し笑顔を見せた。
( そういえば最近菜摘は笑うことが少なくなった…)
昼食を食べ終えて俺が食器を洗っていると、菜摘が俺の背中にそっと抱きついた。
菜摘は何も言わない。
「菜摘…」
「何…」
「おっぱいが気持ちいい…」
「変態…」
菜摘は更に強く俺に抱きついた…