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蝶が舞う時
第18章 苦悩
31日の大晦日、午後から雪が降りだした…
夕食は俺が作ったビーフシチューと海鮮サラダ。
菜摘はパンを手に取り、シチューを旨そうに食べてくれている。
「菜摘、今夜勉強が終わったら、年越しそばも作ったから…」
「じゃ、早目に切り上げるね。」
「いや、いつも通りでいいよ。夜は長い…」
夕食を終えると片付けは俺一人で行い、菜摘の勉強を再開させた。
俺はソファーでうたた寝をしていたら
「おじさん、終わったよ。」
気がつくと時刻は11時40分になっていた。
「ごめん、ごめん、うっかり寝てた。」
俺はキッチンに戻りそばを温めた。
菜摘はリビングのテレビをつけると、某放送局の「ゆく年くる年」が放送されている。
「菜摘…出来たよ。」
テーブルにそばの入った丼を並べ、箸とお茶を準備する。
「年越しそばね。何年ぶりかなぁ? 昔お母さんがよく作ってくれた…」
「さあ、食べよう。明けましておめでとう!」
「おじさん、おめでとうございます。今年も宜しくね!」
二人でそばを啜りながら、「ゆく年くる年」を観る。
「おじさん、明日だけは午後から勉強する。だから今から初詣に行きたい。」
「いいけど…外は雪だぞ。寒くないか?」
「平気よ、近くの神社だし、それに着込んでいけば大丈夫。」
「じゃ、行こう。」
俺と菜摘は完全武装して近くの神社に歩いて向かった。
「菜摘…寒くないか?」
言葉を発すると白い息が吹き出す。
「大丈夫、でも寒い…おじさん…」
「何だ?」
「帰ったら、お風呂に入って繋がりたい…」
「ああ…いいよ…久しぶりに繋がろう…」
最近は勉強が終わると、菜摘は疲れて直ぐに眠ってしまう。
無理もない… 菜摘は必死だ…
神社が近くなると参拝者が既に列を成していた。
寒い中行列に並び、神殿の正面に着くまで小一時間を費やした。
菜摘と一緒に賽銭を入れ、手を合わせて願い事をする。
「菜摘…何をお願いした?」
「合格祈願とおじさんと一生暮らせるように…」
「おじさんは?」
「菜摘の合格と…」
「それと?」
「菜摘のおっぱいがもう少し大きくなるように…」
「もう! 変態なんだから、神様から罰があたるよ…」
俺は笑いながら、菜摘と腕を組み足早にマンションに向かった。
菜摘が合格しますように…
夕食は俺が作ったビーフシチューと海鮮サラダ。
菜摘はパンを手に取り、シチューを旨そうに食べてくれている。
「菜摘、今夜勉強が終わったら、年越しそばも作ったから…」
「じゃ、早目に切り上げるね。」
「いや、いつも通りでいいよ。夜は長い…」
夕食を終えると片付けは俺一人で行い、菜摘の勉強を再開させた。
俺はソファーでうたた寝をしていたら
「おじさん、終わったよ。」
気がつくと時刻は11時40分になっていた。
「ごめん、ごめん、うっかり寝てた。」
俺はキッチンに戻りそばを温めた。
菜摘はリビングのテレビをつけると、某放送局の「ゆく年くる年」が放送されている。
「菜摘…出来たよ。」
テーブルにそばの入った丼を並べ、箸とお茶を準備する。
「年越しそばね。何年ぶりかなぁ? 昔お母さんがよく作ってくれた…」
「さあ、食べよう。明けましておめでとう!」
「おじさん、おめでとうございます。今年も宜しくね!」
二人でそばを啜りながら、「ゆく年くる年」を観る。
「おじさん、明日だけは午後から勉強する。だから今から初詣に行きたい。」
「いいけど…外は雪だぞ。寒くないか?」
「平気よ、近くの神社だし、それに着込んでいけば大丈夫。」
「じゃ、行こう。」
俺と菜摘は完全武装して近くの神社に歩いて向かった。
「菜摘…寒くないか?」
言葉を発すると白い息が吹き出す。
「大丈夫、でも寒い…おじさん…」
「何だ?」
「帰ったら、お風呂に入って繋がりたい…」
「ああ…いいよ…久しぶりに繋がろう…」
最近は勉強が終わると、菜摘は疲れて直ぐに眠ってしまう。
無理もない… 菜摘は必死だ…
神社が近くなると参拝者が既に列を成していた。
寒い中行列に並び、神殿の正面に着くまで小一時間を費やした。
菜摘と一緒に賽銭を入れ、手を合わせて願い事をする。
「菜摘…何をお願いした?」
「合格祈願とおじさんと一生暮らせるように…」
「おじさんは?」
「菜摘の合格と…」
「それと?」
「菜摘のおっぱいがもう少し大きくなるように…」
「もう! 変態なんだから、神様から罰があたるよ…」
俺は笑いながら、菜摘と腕を組み足早にマンションに向かった。
菜摘が合格しますように…