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蝶が舞う時
第15章 提示
俺はふと目を覚ました。
横には菜摘が腕を俺の胸に充てて眠っている。
俺も菜摘も全裸でベッドに横たわっていた。
設置された時計を覗くと午後7時に近かった。
そういえば夕食のディナーの予約が7時30分…
「菜摘、そろそろ起きよう…もうすぐ夕食の時間だ。」
菜摘はうっすらと目を開けて、
「やだ、結構眠ってしまった。おじさん、今何時?」
「もうすぐ7時だ。後30分でディナーの予約時間だよ。」
俺と菜摘はベッドから離れると、ホテルが支給したトレーナーの様な室内着を着用した。
菜摘は洗面化粧台の前で髪を整える。
俺は菜摘を背後から抱きしめ、菜摘の香りを嗅ぐ。
「ちょっとおじさん、菜摘は逃げないから…」
「菜摘、おじさんは何時も一緒だよ…」
「当たり前よ。菜摘とおじさんは繋がっているから。」
菜摘が振り向き、俺の口に唇を重ねた。
「おじさん…今晩はずっと繋がろうね!」
「ああ、菜摘、今晩は寝れないかもな…」
俺と菜摘は笑いながら部屋を出て、レストランのある本館に歩いて向かった。
本館のフロントを横切り、通路を真っ直ぐ進むと「ポプラ」という洋食レストランがあった。
ここでは黒毛和牛のコース料理を予約していた。
ドアを開けるとウェイトレスが
「いらっしゃいませ。ご予約でいらっしゃいますか?」
俺はカードキーを渡して
「301号の東条です。」
ウェイトレスはカードキーをレジに通すと
「はい、東条様 ご予約は受けております。只今お席にご案内致します。」
ウェイトレスは俺と菜摘を窓際のテーブルに案内した。
平日なので店内は数組の客しかおらず、静かなBGMが店内を包む。
窓の外を眺めると庭園に篝火が焚かれ、幻想的な雰囲気を醸し出す。
ウェイトレスがお冷やグラスを運んできた。
「東条様、お飲み物は如何いたしましょう?」
「メニューは有りますか?」
ウェイトレスは持参したメニューを俺と菜摘に渡す。
「菜摘、何か飲む?」
「貴方、ワインを飲みましょうよ!」
あなた??
「えーと、それじゃグラスワイン…ロゼを二つ。」
「畏まりました。」
ウェイトレスが去っていくと
「菜摘、おじさんは貴方?」
菜摘は笑いながら
「だって宿泊カードに妻って書いたもーん…」
俺は苦笑いしながら
「はい、はい…」
横には菜摘が腕を俺の胸に充てて眠っている。
俺も菜摘も全裸でベッドに横たわっていた。
設置された時計を覗くと午後7時に近かった。
そういえば夕食のディナーの予約が7時30分…
「菜摘、そろそろ起きよう…もうすぐ夕食の時間だ。」
菜摘はうっすらと目を開けて、
「やだ、結構眠ってしまった。おじさん、今何時?」
「もうすぐ7時だ。後30分でディナーの予約時間だよ。」
俺と菜摘はベッドから離れると、ホテルが支給したトレーナーの様な室内着を着用した。
菜摘は洗面化粧台の前で髪を整える。
俺は菜摘を背後から抱きしめ、菜摘の香りを嗅ぐ。
「ちょっとおじさん、菜摘は逃げないから…」
「菜摘、おじさんは何時も一緒だよ…」
「当たり前よ。菜摘とおじさんは繋がっているから。」
菜摘が振り向き、俺の口に唇を重ねた。
「おじさん…今晩はずっと繋がろうね!」
「ああ、菜摘、今晩は寝れないかもな…」
俺と菜摘は笑いながら部屋を出て、レストランのある本館に歩いて向かった。
本館のフロントを横切り、通路を真っ直ぐ進むと「ポプラ」という洋食レストランがあった。
ここでは黒毛和牛のコース料理を予約していた。
ドアを開けるとウェイトレスが
「いらっしゃいませ。ご予約でいらっしゃいますか?」
俺はカードキーを渡して
「301号の東条です。」
ウェイトレスはカードキーをレジに通すと
「はい、東条様 ご予約は受けております。只今お席にご案内致します。」
ウェイトレスは俺と菜摘を窓際のテーブルに案内した。
平日なので店内は数組の客しかおらず、静かなBGMが店内を包む。
窓の外を眺めると庭園に篝火が焚かれ、幻想的な雰囲気を醸し出す。
ウェイトレスがお冷やグラスを運んできた。
「東条様、お飲み物は如何いたしましょう?」
「メニューは有りますか?」
ウェイトレスは持参したメニューを俺と菜摘に渡す。
「菜摘、何か飲む?」
「貴方、ワインを飲みましょうよ!」
あなた??
「えーと、それじゃグラスワイン…ロゼを二つ。」
「畏まりました。」
ウェイトレスが去っていくと
「菜摘、おじさんは貴方?」
菜摘は笑いながら
「だって宿泊カードに妻って書いたもーん…」
俺は苦笑いしながら
「はい、はい…」