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蝶が舞う時
第15章 提示
目が覚めた時は午前9時を回っていた。
俺は菜摘を背後から抱き寄せて寝ていた。
まだ眠気と身体中に気だるさが残っている。
無理もない…
昨晩は二人でベッドに入って繋がり、後深夜に一回と明け方にも更に一回繋がった。
あの藥がこのような営みを可能にしている。
俺は菜摘を起こさないようにしてベッドから離れ、リビングの遮光カーテンを開けた。
朝の日差しが室内を明るくする。
全裸の俺は煙草を一本吸い終わると、バスルームから外に出て露天風呂に浸かった。
空は快晴で岩肌の木々の何処からか小鳥のさえずりがこだまする。
俺は露天風呂に浸かったまま暫く目を閉じていた。
「おじさん、ここにいたの。」
菜摘が身体にバスタオルを着けてやって来た。
「ああ、菜摘、起きたのか?」
「目が覚めたらおじさんがいないから…」
「ああ、ごめんごめん。菜摘も入ったら?」
「今、シャワーを浴びたから…」
「じゃ、出ようか、朝食が10時迄だから…」
「じゃ、急がないと…」
部屋に戻って慌ただしく室内着を着て、俺と菜摘は昨晩のレストランに向かった。
朝食はバイキングスタイルでフルーツの種類も豊富にあり、二人は普段より多く食べてしまった。
それから部屋に戻り、アクティビティの散策に参加するために俺と菜摘は着替えた。
俺はいつもの様にカジュアルシャツにデニムのズボン。
菜摘は揃いのカジュアルシャツに短めのスカート。
「菜摘が短いスカートを穿くのは初めて見た…」
「おじさん、おかしいかなぁ?」
「いやいや、おじさんは大好きです。」
「もう…おじさんの変態! 何か目付きが厭らしい…」
「ミニスカートから出た太股が何かエロい。」
「もう、着替えようかな…」
「菜摘…冗談だよ。可愛いよ。」
「ほんとかなぁ…」
菜摘を宥め、俺たちはフロントのコンシェルジュに向かった。
「お早うございます、東条様。 電動カートとランチの準備は出来ております。」
菜摘は従業員からランチの籠を受け取り、俺たちは玄関に出た。
玄関には屋根つきの四人乗りのカートが準備されていて、従業員が操作方法と散策マップを伝えた。
「それでは、行ってらっしゃいませ。」
「じゃ、菜摘行こう!」
俺たちはマップを頼りに出発した。
俺は菜摘を背後から抱き寄せて寝ていた。
まだ眠気と身体中に気だるさが残っている。
無理もない…
昨晩は二人でベッドに入って繋がり、後深夜に一回と明け方にも更に一回繋がった。
あの藥がこのような営みを可能にしている。
俺は菜摘を起こさないようにしてベッドから離れ、リビングの遮光カーテンを開けた。
朝の日差しが室内を明るくする。
全裸の俺は煙草を一本吸い終わると、バスルームから外に出て露天風呂に浸かった。
空は快晴で岩肌の木々の何処からか小鳥のさえずりがこだまする。
俺は露天風呂に浸かったまま暫く目を閉じていた。
「おじさん、ここにいたの。」
菜摘が身体にバスタオルを着けてやって来た。
「ああ、菜摘、起きたのか?」
「目が覚めたらおじさんがいないから…」
「ああ、ごめんごめん。菜摘も入ったら?」
「今、シャワーを浴びたから…」
「じゃ、出ようか、朝食が10時迄だから…」
「じゃ、急がないと…」
部屋に戻って慌ただしく室内着を着て、俺と菜摘は昨晩のレストランに向かった。
朝食はバイキングスタイルでフルーツの種類も豊富にあり、二人は普段より多く食べてしまった。
それから部屋に戻り、アクティビティの散策に参加するために俺と菜摘は着替えた。
俺はいつもの様にカジュアルシャツにデニムのズボン。
菜摘は揃いのカジュアルシャツに短めのスカート。
「菜摘が短いスカートを穿くのは初めて見た…」
「おじさん、おかしいかなぁ?」
「いやいや、おじさんは大好きです。」
「もう…おじさんの変態! 何か目付きが厭らしい…」
「ミニスカートから出た太股が何かエロい。」
「もう、着替えようかな…」
「菜摘…冗談だよ。可愛いよ。」
「ほんとかなぁ…」
菜摘を宥め、俺たちはフロントのコンシェルジュに向かった。
「お早うございます、東条様。 電動カートとランチの準備は出来ております。」
菜摘は従業員からランチの籠を受け取り、俺たちは玄関に出た。
玄関には屋根つきの四人乗りのカートが準備されていて、従業員が操作方法と散策マップを伝えた。
「それでは、行ってらっしゃいませ。」
「じゃ、菜摘行こう!」
俺たちはマップを頼りに出発した。