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《愛撫の先に…②》
第13章 証と誓い
『何もしていなくても女性が近づいてくるのは俺が社会人になってからになる…それまではバレンタインに多少もらえる程の地味でもなければ派手でもない普通の生徒…廊下を歩く度にチラチラみられはしたけどそれまででしたね…俺には好きな娘がいたし…』
結城は中学・高校の頃を懐かしむ表情をし淡々と話す。
『…好きな人…翔子…さん?』
奈々美は克服したはずの苦しさがよみがえるような心にチクンと針を刺されるよう、お腹に手をあて下唇を少し噛む。
『あぁ、翔子だよ…だけど告白するよりも将也と翔子がお互いに好きだと気がついて想いは告げてはいない…君が翔子にこだわってしまうのもわかる気がしたけど恋愛感情の好意は高3の終わりには気持ちにピリオドをし…それからはスペシャルな親友に変わっている…』
彼は表情を和らげる。
『スペシャルな親友?』
わからないという風に目を丸くさせ思わず結城をみる奈々美。
『男友達のように素をみせられる女の親友ですよ、ベストフレンド…アハハ、君の今の表情はまるで疑問符ばかりの知りたがり要素満載のタヌキのような顔をしている』
右手を口元にあておかしくてたまらないとでもいうように笑う彼。
『タヌキ?ひどっ…』
彼女は頬をふくらませ拗ねる。
『簡単なイラストで描かれるようなまん丸いビジュアルなあのタヌキですよ…アハハ…悪く考えないでくれたまえ…やはり君は退屈しなくていい』
まだ笑っている。
『あたし結城さんの退屈しのぎ…なの?』
切なく眉を八の字にさげうつむく。
『たまごホリックの店員の男と君が何らかの関わりがあるのではないかと疑っていた事がある…住んでいたあの家から俺を追い出したあの頃…俺は28の大人だから騒ぎたてる気もない素振りをするのも疲れましたよ…』
今度は笑っていない。
『結城さんを追い出したあの時…たまごホリックの人が勝手にあたしの行き先に現れたの…つきまとうあの人の頬を叩いた事はあってもそれ以外は…』
1人で寝ていたあの家にたまごホリックの男が侵入し乱暴された事を不意に思い出され奈々美の言葉は続かない。
『それ以外は?替えられた1枚の窓ガラス…まるであの家で乱暴されたとでも?その後ろめたさは当たっていますね…だけどこの間の駐車場での強姦と不動産の担当者から聞いたあの家での女性への乱暴沙汰…それはまた君が住人の前で晒し者に……』
彼は辛辣な表情だ。
結城は中学・高校の頃を懐かしむ表情をし淡々と話す。
『…好きな人…翔子…さん?』
奈々美は克服したはずの苦しさがよみがえるような心にチクンと針を刺されるよう、お腹に手をあて下唇を少し噛む。
『あぁ、翔子だよ…だけど告白するよりも将也と翔子がお互いに好きだと気がついて想いは告げてはいない…君が翔子にこだわってしまうのもわかる気がしたけど恋愛感情の好意は高3の終わりには気持ちにピリオドをし…それからはスペシャルな親友に変わっている…』
彼は表情を和らげる。
『スペシャルな親友?』
わからないという風に目を丸くさせ思わず結城をみる奈々美。
『男友達のように素をみせられる女の親友ですよ、ベストフレンド…アハハ、君の今の表情はまるで疑問符ばかりの知りたがり要素満載のタヌキのような顔をしている』
右手を口元にあておかしくてたまらないとでもいうように笑う彼。
『タヌキ?ひどっ…』
彼女は頬をふくらませ拗ねる。
『簡単なイラストで描かれるようなまん丸いビジュアルなあのタヌキですよ…アハハ…悪く考えないでくれたまえ…やはり君は退屈しなくていい』
まだ笑っている。
『あたし結城さんの退屈しのぎ…なの?』
切なく眉を八の字にさげうつむく。
『たまごホリックの店員の男と君が何らかの関わりがあるのではないかと疑っていた事がある…住んでいたあの家から俺を追い出したあの頃…俺は28の大人だから騒ぎたてる気もない素振りをするのも疲れましたよ…』
今度は笑っていない。
『結城さんを追い出したあの時…たまごホリックの人が勝手にあたしの行き先に現れたの…つきまとうあの人の頬を叩いた事はあってもそれ以外は…』
1人で寝ていたあの家にたまごホリックの男が侵入し乱暴された事を不意に思い出され奈々美の言葉は続かない。
『それ以外は?替えられた1枚の窓ガラス…まるであの家で乱暴されたとでも?その後ろめたさは当たっていますね…だけどこの間の駐車場での強姦と不動産の担当者から聞いたあの家での女性への乱暴沙汰…それはまた君が住人の前で晒し者に……』
彼は辛辣な表情だ。

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