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《愛撫の先に…②》
第13章 証と誓い
『すぐに膨れるとこ……そんなにあたしカリカリしてないもん…』
奈々美は眉の間にシワを寄せ余計に頬を膨らます。

『……ハムスター…?アハハハ…悪い、いや、すまない…カリカリしてないと言いますが君はすぐに顔に声に感情が表れますよ…』
結城は奈々美の顔をちらっとみて天井に視線をやる。
怖くはないのだが彼は視線をそらした、それはまたかという気持ちだろう。

『ハムスター?あたしが?ひどい…』

『そういうとこ…子供っぽいのはそういうとこ…大人にみてほしいなら我慢すべきですよ』
苦笑していいやらため息をつくべきかという表情だ。

『…我慢…会社ではいつも我慢しているわ』

『…では俺の前でだけ怒りっぽくなるという訳だ…皮肉なものだね…俺は君の彼なのにケーキでさえ買うなと思うのですか?クリームを鼻につけながら美味しそうに食べる姿をみてなごむ気持ちがいけないと君は言う?』
淋しそうな顔をする。

『…結城さん…あたしそこまで言ってない…そんな風に思っていたの?ごめんなさい…あたし笑われたような気がして…』

『いいさ、すぐに怒るけどすぐに謝る…とても君らしい…ケーキくらい買わせてくれないか…何もかもいらないと言われたら淋しくなるので…』
クスッと笑った。

『…ん、そうね…つまらない事で怒ったりしてどうかしてる…結城さんはいつも大人っぽくて心が広くてなんでも許してしまえる…あたしにはない…』
口元に指をあてる。

『俺が大人で寛大で?年齢のせいでしょう…君も俺と同じ年になれば少しは落ち着きますよ』
そうであってほしいと思いながら微笑む。

『あたしも28歳になったら結城さんみたいに落ち着く?』
彼女はちらっと結城をみる。

『そろそろ寝ましょうか?産婦人科騒動で1日がとても長く感じていた…良かった、奈々美が妊娠していなくて…』
彼は彼女のお腹を左手でさすり抱き上げベッドに向かいソッとおろした。

『結城さん…』
彼女は結城をみて本当にそうだとにっこり笑った。

お互いに顔を見合わせ横になる。
長い1日が終わろうとしていて数時間経てば日付が変わろうとしている。

奈々美はホッとした顔で、結城は疲労の色がわかる程疲れた顔をしていた。
それはそう、違う子供の親になろうとしていたのだから。

奈々美も普段何気にお腹の痛みとダルさだけの苦痛な生理も今回ばかりはありがたいと思った事だろう。
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