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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
小説など自信はないと菜々美は思ってサイトを開く事はしなかったが、
泊まる特定の彼女=菜々美、とホテルと結城へのあの女からの中傷に反論した事が菜々美を前向きにしていた。

【レビュー返しにスッキリ】
【彼女である女性の勇気ある正直な文章に感銘をうけました】
スイートタイムファンからのそんなメッセージに!

「嬉しいよ」
あの女へレビュー返しという関わりを持った菜々美を責めつつも結城からのねぎらいの言葉に!

あたしの言葉に喜んでくれる人や何よりも結城さんからの嬉しいという一言が、
あの時怖じ気づいた心を後押ししてくれるよう…

あたしも何か始めたい!
会社とマンションの往復だけじゃない何かを感じたくて。

『菜々美?パソコンを見る俺につき合わなくていい、普段どうりの君でいい』

結城がリビングのソファーに座っている側で菜々美が携帯を見始めたからの気づかいからくるのだろう。

『普段どうりのあたし?えへへ…』

言えない、
ドラマ見て萌えてるとか、おもしろい番組がなかったらベッドに入り陽子と電話したり漫画を読んでるとか、
基本的にソファーやベッドでごろ寝しながらなんて言えない。

『うん携帯小説読みたくなって…』
『女の子はそういうの好きなんですね、
19階の娯楽ルームの文庫は読みきったから新刊やバリエーションを増やしてほしいというレビューがくるよ』

『あの部屋は退屈しなくてあたしも好き』
『菜々美はあのまま寝ちゃいましたからね』
おかしそうに笑う結城に恥ずかしそうに顔をふくらます菜々美。

『納得いかないっていう顔もリスみたいでかわいいね、君は飽きなくていい』
『ええっ、リスッ』

『がんばれ仔リスちゃん、小説を読むのも書くのも君の自由だ』

結城さんからのエール!
あたし勇気持たなきゃね!
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