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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
30分後。
菜々美は結城がパソコンを閉じるのを見て書きかけたページを保存しサイトを終了させた。

1人用のベッドに2人で寝るにはやはり向かい合わせ・後ろから抱きしめられる2通りの眠り方しかない。
今夜は並んで横になるのだが菜々美は結城に腰を引き寄せられバスローブと部屋着が重なる。

『もの足りない顔をしている?今夜は何もしていないから』

「今夜は何もしていない」だなんて結城さんっっ!
ん〜ん、期待していたなんて言えない…

『時々こうしてセックスなしで話しながら眠る時間もあっていいかな?と思って』

昨夜の電話であたしが部屋を掃除していた事への気づかいなの?
もしかしてこの会話なの?↓
「なかなか出ないから寝てるのかと諦めるとこだった」
「あの、これはね」
週に2回掃除機をかけてはいるがやはり彼が来るとなると額に汗しながらきれいにした事。
「クス…早めに終わらせて休むといい」

あの言葉はあたしが部屋掃除をしていると気がついて?
今思い出すとやっぱりそうなのね?

『やだ…慌てて掃除したなんてバレバレ…?』
『なかなか出ない電話ともしもしのかわりに謝る菜々美の口調からね、
気がついていた』
『バレバレなの…』
『言いだしたのは俺、
慌てて掃除しても一生懸命な菜々美は好感が持てるから恥じるのはやめるように』

結城さん…

『お疲れさま、
カレーも美味しかった』
そっと結城の唇が重なって菜々美は安堵のため息をもらしながら目を綴じた。

『―――俺の唇を真似なさい』
『ん…』
菜々美は結城の真似をして唇をついばむようにキスを返しバスローブ胸元を掴んだ。


……
………
眠る結城さんって口元が色っぽい!
まつ毛長〜い!
髪の毛触っていい?
結城の顔を見てまどろむ菜々美は携帯を手にした。

『いっ…』
いっけない!
寝坊した?

ベッドから出た菜々美は伸ばされた結城の手により引き留められて。
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