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《愛撫の先に…②》
第1章 あたし磨き
いつもなら風呂あがり後はドラマやDVDを観たり陽子と電話で話すところだが、
眠さから途中で寝てしまうと思いベッドにいる訳で。
だが先ほど抱きしめられて眠るどころではない。
だからこそ結城への想いをヒロインへあてはめるがゆえの携帯小説みたいだ。
15分は経っただろうか、
菜々美は携帯から顔をあげると結城がシャワーを終えリビングからこちらを見ている。
『寝ていなかったのか?』
『見たいサイトがあって』
『見るなら俺のパソコンを開いてくれても構わない』
『ん…』
菜々美は赤くなる、
サイト→結城のパソコン→デスク上での行為を思い出すから。
『菜々美』
『結城さん?』
ベッドの側に来て菜々美を見おろす彼を見上げた。
『眠いはずだから君がベッドに入るまで見ている事にしよう、
俺がシャワーを終えるまで待っていなくていい。
ありのままの過ごし方をしてほしい』
『ありのまま?』
『普段の菜々美の過ごし方、眠いなら寝ているだろう』
『結城さんと一緒に眠りたい、だから見てる…』
『いつものようにスイートタイムのサイトを見てから寝るつもりだけど?』
『仕事する男の人の顔を眺めるのも好き』
『仕方ない、
終わるまで待っていなさい。今夜は向かい合わせに抱きあって寝る事にしますか』
『んっ』
あたしがリビングよりベッドに座ったのは、
こうしてパソコンを見る結城さんの邪魔をしたくなかったの。
『テレビでも見るといい、
周りに生活音があっても平気だから』
『んっ』
お互いを思い、思いやる気づかいいいな!
40分後2人はベッドにいた。
『眠っている菜々美を起こしながら朝ご飯だとささやくのも悪くないと思ってる』
『えっ?』
『あの頃から君は朝が弱いんだと気がついていた』
そう…
傷ついた菜々美がスイートタイムに滞在した日々から知っていた事…
眠さから途中で寝てしまうと思いベッドにいる訳で。
だが先ほど抱きしめられて眠るどころではない。
だからこそ結城への想いをヒロインへあてはめるがゆえの携帯小説みたいだ。
15分は経っただろうか、
菜々美は携帯から顔をあげると結城がシャワーを終えリビングからこちらを見ている。
『寝ていなかったのか?』
『見たいサイトがあって』
『見るなら俺のパソコンを開いてくれても構わない』
『ん…』
菜々美は赤くなる、
サイト→結城のパソコン→デスク上での行為を思い出すから。
『菜々美』
『結城さん?』
ベッドの側に来て菜々美を見おろす彼を見上げた。
『眠いはずだから君がベッドに入るまで見ている事にしよう、
俺がシャワーを終えるまで待っていなくていい。
ありのままの過ごし方をしてほしい』
『ありのまま?』
『普段の菜々美の過ごし方、眠いなら寝ているだろう』
『結城さんと一緒に眠りたい、だから見てる…』
『いつものようにスイートタイムのサイトを見てから寝るつもりだけど?』
『仕事する男の人の顔を眺めるのも好き』
『仕方ない、
終わるまで待っていなさい。今夜は向かい合わせに抱きあって寝る事にしますか』
『んっ』
あたしがリビングよりベッドに座ったのは、
こうしてパソコンを見る結城さんの邪魔をしたくなかったの。
『テレビでも見るといい、
周りに生活音があっても平気だから』
『んっ』
お互いを思い、思いやる気づかいいいな!
40分後2人はベッドにいた。
『眠っている菜々美を起こしながら朝ご飯だとささやくのも悪くないと思ってる』
『えっ?』
『あの頃から君は朝が弱いんだと気がついていた』
そう…
傷ついた菜々美がスイートタイムに滞在した日々から知っていた事…