この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
New year
第3章 初詣
隆行くんにはあたりさわりないお願い事をしたように言ったけど。ホントはひそかに、『隆行くんのお嫁さんになれますように』ってお願いしたことは恥ずかしいから言わなかった。

隆行くんが実家には帰らないらしいと話すと、おせちとお雑煮作って待ってるから連れておいでね!とお母さんが張り切っちゃって。
それを伝えると「行っていいの?」と結構乗り気だった。

「でもお年賀とか何も持ってないんだけど、何か買った方がいいかな。何がいいだろう?」

と聞かれて。

「何にも要らないと思うけど? お母さんが隆行くんに会いたいだけだし。」

と言っても

「いや、お家にお邪魔するのに手ぶらって訳には…」

と気を遣って。神戸駅構内のお店でお菓子を探す。
駅の構内のモールは元旦から初売りセールをやってて。ここで働いてる人たちはお正月も休みじゃないんだなぁ…と思ってしまう。
ま、元旦から開いてるお店最近は多いけどね…

「和菓子と洋菓子、どっちがいい?」

「うちは…洋菓子派かな…でもどっちも好きだよ?」

「じゃ、ちょっと日持ちしそうな焼き菓子にしよう。」

とかわいい焼き菓子を買ってくれて。可愛いくて美味しくて、普段よく買うケーキ屋さんのだから単純に嬉しかった。
/31ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ