この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
New year
第3章 初詣
電車と徒歩でウチに着く。
ただいま、と声を掛けるとお母さんが出てきた。
「いらっしゃい! 外寒かったでしょ? ちょうどお昼だし、お雑煮温まってるから上がって食べて! おもちは好き? 何個食べる?」
「お母さん! まだ靴も脱いでないのに…! 上がってからにしてよ、恥ずかしい!」
「あ、あの、お邪魔します…」
隆行くんに続いて靴を脱いで家に上がり、コートを預かってコートハンガーに掛ける。
ダイニングにはお父さんもいて。
読んでた新聞を畳みながら会釈した。
「あの、つまらないものですけど 。」
と隆行くんがお菓子の箱をお母さんに渡すと
「あら、気を遣わせちゃったわね…これ美佳がよく買ってくるお店のじゃない…美佳が買わせたの?」
「さすがにそこまで図々しいことはしません!」
「いえ!お邪魔するのに何も用意してなかったので、ホント、電車乗る前に駅で買っただけで、申し訳ないんですけど…」
「とんでもない! じゃ、遠慮なく頂くわね。後でお茶でも淹れましょ。で、お雑煮のお餅は2個くらい食べられるかしら?お代わりは幾らでもあるからね!」
2人で席に着いた。
ただいま、と声を掛けるとお母さんが出てきた。
「いらっしゃい! 外寒かったでしょ? ちょうどお昼だし、お雑煮温まってるから上がって食べて! おもちは好き? 何個食べる?」
「お母さん! まだ靴も脱いでないのに…! 上がってからにしてよ、恥ずかしい!」
「あ、あの、お邪魔します…」
隆行くんに続いて靴を脱いで家に上がり、コートを預かってコートハンガーに掛ける。
ダイニングにはお父さんもいて。
読んでた新聞を畳みながら会釈した。
「あの、つまらないものですけど 。」
と隆行くんがお菓子の箱をお母さんに渡すと
「あら、気を遣わせちゃったわね…これ美佳がよく買ってくるお店のじゃない…美佳が買わせたの?」
「さすがにそこまで図々しいことはしません!」
「いえ!お邪魔するのに何も用意してなかったので、ホント、電車乗る前に駅で買っただけで、申し訳ないんですけど…」
「とんでもない! じゃ、遠慮なく頂くわね。後でお茶でも淹れましょ。で、お雑煮のお餅は2個くらい食べられるかしら?お代わりは幾らでもあるからね!」
2人で席に着いた。