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New year
第3章 初詣
「み、美佳ちゃん…俺には、その、美佳ちゃんしかいないから…俺との結婚、考えてくれないかな…もちろん、すぐにとは言わないけど…」
美佳ちゃんがビックリしたように大きく目を見開く。
その反応に俺も驚いて、更に何か言わなきゃ!と思ってしまって。
「あの…俺、頼りないと思うし、正直甲斐性があるワケでもないし、自信なんかないんだ。でも、その、美佳ちゃんを好きな気持ちは誰にも負けないって思ってる、から…だから、その…」
何を言ったらいいのかよく分からなくなって、後半は頭も言葉もぐちゃぐちゃだった。
「願い事、もう叶っちゃった…」
とぽつりと美佳ちゃんが呟く。
「え?」
意味が分からなくてきょとんとしてしまう。
美佳ちゃんがビックリしたように大きく目を見開く。
その反応に俺も驚いて、更に何か言わなきゃ!と思ってしまって。
「あの…俺、頼りないと思うし、正直甲斐性があるワケでもないし、自信なんかないんだ。でも、その、美佳ちゃんを好きな気持ちは誰にも負けないって思ってる、から…だから、その…」
何を言ったらいいのかよく分からなくなって、後半は頭も言葉もぐちゃぐちゃだった。
「願い事、もう叶っちゃった…」
とぽつりと美佳ちゃんが呟く。
「え?」
意味が分からなくてきょとんとしてしまう。