この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋いろ神代記~縁離の天孫と神結の巫女~(おしらせあり)
第2章 神隠しの行く末
 そしてその単語が何かを理解した少女は、何故かそれが当然のことであるかのように敬称を添え、その名を口にする。
 でも……名を明かしてくれたのは、求めてもいい、ということなのだろうか?
 抱いて欲しいなんて言わない、言えない。だけれどこの──燻る欲気を払い去って欲しい。
 その思いに応えるかのように秘裂の奥がきゅうとすぼまり、それだけで全身が糖蜜に浸されたような甘ったるい心地になる。
 反面いまだ男の指が触れてくれない核心の、荒びた欲求を抑えることもできず、少女は男に拒まれる恐怖に苛まれながらも、たどたどしく慈悲を乞う文言を発した。
「日嗣……様。お願い……します……、もう……」
「……」
男はわずかにその陶器のような表情を変え、皮肉めいた笑みを口元に浮かべる。しかし言葉を発することなく、
「──あぁッ!」
不意討ちのように少女の中で最も敏感な、秘裂の上でふくらむ肉の蕾を擦り上げた。
「あっ……、ぁあ」
「どうした。触れて欲しかったのだろう?」
「それは、でも……っ、んんっ」
男は再び体を倒すと、少女の潤んだ視線と言葉を遮るように唇を重ね、指先で感じるしこりを優しく撫でさする。
/298ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ