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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第6章 素直になれなくて……

「すぐ作るからな、それまでこれ」
私の食事が出来るまで飲んでてだって─

いいの?カクテルまで
うわっ。やった!
なんか申し訳ないな……でも、いただきます。

「葉瑠ちゃん…佳祐から聞いたんだけど、札幌に引っ越したんだって?」

「ゴクッ、あっそうなんですよ」
「今日は里帰り?」

「…あっいえ、また戻って来たんです」

部長ったらそんなことまで翔太さんに言ったの?
まさか、鏡也君を追い掛けて……なんて事まで知ってたりして……

会社辞めてから…連絡もしてないけど
部長は元気にしてるのかな?


「翔太さん、部長は元気にしてますか?」

もしかして彼女でも出来たかな~
結婚してたりして……

「ん?ま~元気っちゃ~元気」

なにそれ?……


───///
えっ?──アハハハ!
そうなんですか?

藤堂部長…最近は落ち着いたけらしいけど、私が仕事を辞めた頃はずいぶんイライラして機嫌が悪かったらしい。

「私が辞めて部長の仕事が増えたから」
たぶん相当忙しかったんじゃないかな─

退職して暫くは会社から電話やメールがあったりしたけど、家に引きこもってて返信もしなかったから…

(わからない事があったら連絡するから)
みんなにも言われてたのに──

「忙しいだけの理由じゃないけどな…佳祐のイライラは」へ?

なにか意味ありげな言い方。

それは、なん…でしょう?
なんて言っていいか、返事に困っちゃう─


──葉瑠ちゃん?…仕事辞めるとき佳祐になんか言われなかった?──

翔太さんが私の顔を見てニヤッと笑う─

キョロキョロ…えっと~

言われたと言えば……言われたけど

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