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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第6章 素直になれなくて……
───***
あ~あ…宮下。バカだな飲み過ぎなんだよ!

可愛そうに…。
お前の彼氏は話に夢中で全然気付いてなかったな。

俺が秋嶋をちょっとからかっただけなのに、みんな慌てちゃって…態度に出すぎだろ。

あれじゃ誰でもわかるわ……
秋嶋久美子の元カレが宮下の彼氏だって!

俺の言葉に面白いように喰い付いて、あれじゃ宮下が怒るのも無理ね~わ。

からかった俺も悪いけど……あんなに勢いよく飲んだらそりゃ酔うわ!

彼氏…慌てて帰ったから…ちゃんと面倒見てもらえ。


2人が帰った後の秋嶋はすっかり大人しくなった。

「どうした元気ね~な」


「藤堂さん私…そろそろ帰ります」

そうか─ひとりで大丈夫か?
「はい」じゃ~な気を付けて帰れよ。


まったく。世話が焼ける奴らだよ!

きっと秋嶋は元カレがここに来るまでは心の整理も付けて、気持ち的には終わってたんだと思うけど。

ちょっとマズかったかな?
煽りすぎたか…

でも今までいろんな事を乗り越えてきた二人だ大丈夫だろ。


クスクス……「ん?……」
カウンターに移動するとやけに視線が突き刺さる…

「なんだよ」
翔太が俺を見てニヤついてる!

「佳祐、お前なんかしただろ?」
「バカ言え…」

俺はなんもしてね~だろ。

アイツらが勝手に盛り上がって黄昏ただけだ。


「久しぶりに葉瑠ちゃんに会ってどうだった?」

はあ?なんだよそれ!やけにニヤニヤして……

どうって言われたって…べつに…としか言いようがないけど…

ま~アイツは相変わらずの天然で昔から全然変わんね~よ。
素直つぅ~か単純で可愛いわ!

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