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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第7章 恋愛倦怠期
「どこの温泉がいいか考えとけよ?」
「え?私が決めていいの?」
俺はどこでもいいよ。
でも部屋に内風呂があったら最高だな!
「──温泉かぁ~どこがいいかな?もうすぐ海水浴のシーズンだし…早くしないと予約取れなくなっちゃうね」
葉瑠はさっきからひとりの世界。
裸で俺が被さってるのをもう忘れてる──
じゃ、面白いからもうちょっと…
ゆっくり身体を下げて葉瑠の胸元に吸い付くと
「あっ、やだぁ」チュゥ~……パッ、よし付いた。
「痛かった?」え?
「ううん痛くはないけど…今、考えてたのに…」
葉瑠は夢中になると他の事は忘れちゃうから…
身体を撫でながら少しずつ身体をズラシ舌を這わせていった。
ビクッ、「だめ─くすぐったい!」
俺を退かせようとするけど…
全然力が入ってないし
「葉瑠…せっかくだから海行こうか?お盆休みに…それどう?」
え?海……うんいいね。
「場所は葉瑠に任せるから考えな」
いいか?よ~く考えろよ。
俺はその間、葉瑠で遊んでるから──
ゆっくりゆっくり…
怒られない程度に唇を這わして身体を沈ませる。
「海かぁ、じゃ早く決めなくっちゃ ウフッ」
──でも鏡也君絶対休める?
急に出張とかになったら困るんだけど──
──ねぇちょっと聞いてる?──
「チュッ、ん?あ~聞いてるよ、チュッ、」
お盆休みに出張なんてないから大丈夫だって。
「キャハハ、こらっお臍なんか舐めて、ダメだって」
アン……きょうやくっ、待ってぇ!
──葉瑠…ダメだよそんな色っぽい声出しちゃ。
少しだけカラかって寝ようと思ってたのにさぁ…