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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第7章 恋愛倦怠期

ダメぇとか、待ってぇとか…エロい声で言われたら止まれなくなっちゃうから……

出張から帰って来て…疲れてるし明日も仕事なんだよ─それにさっき風呂でシタばかりなのに、そんなエロい声出すから…

葉瑠はもうムリって言うに決まってるけど。
でも葉瑠の身体は俺には素直だから

よしこのまま行くか……

「ちょっと鏡也君…聞いてる?」
へ?あっなに?

「なに考えてたの?ボーっとしてたよ」
「あっいや、ちょっと仕事の事を……」

まさか今から葉瑠を襲うとこだったなんて言えないから。

「あのね海に行くって話だけど……ヒロちゃんと洋子さんも誘ってもいいかな?一緒に行ったらきっと楽しいと思うんだけど」

え?なんで……
俺は葉瑠と2人がいいんだけど

それに温泉はともかく海水浴なんてヒロちゃんは行かね~よ。あの人アウトドア好きじゃね~もん。

「ねぇいいでしょ、誘っても」
〝一応、聞くだけ…ね?〟ニコッ

「ま~聞くだけ聞いてみれば? 絶対行かないと思うけど─」

〝わぁやった!楽しみだな~〟

葉瑠はもう4人で行く気になってるけど、ヒロちゃんは行かね~ぞ…

何年か前に…仲間と相談して誘った事があるけど行かなかったから。

(このくそ暑い時になんでわざわざ)

洋子さんだってヒロちゃんが行かなきゃ絶対行かないだろうし…

ま~葉瑠がそれで気が済むなら聞いてみればいいよ。

でもなんで急にそんな話になったんだ?──
今日洋子さんと出掛けてそんな話になったわけ?

「なぁ、葉瑠?……」ん?
「───スースー」

マジか?──なんで寝ちゃうかな……

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