この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第7章 恋愛倦怠期
ダメぇとか、待ってぇとか…エロい声で言われたら止まれなくなっちゃうから……
出張から帰って来て…疲れてるし明日も仕事なんだよ─それにさっき風呂でシタばかりなのに、そんなエロい声出すから…
葉瑠はもうムリって言うに決まってるけど。
でも葉瑠の身体は俺には素直だから
よしこのまま行くか……
「ちょっと鏡也君…聞いてる?」
へ?あっなに?
「なに考えてたの?ボーっとしてたよ」
「あっいや、ちょっと仕事の事を……」
まさか今から葉瑠を襲うとこだったなんて言えないから。
「あのね海に行くって話だけど……ヒロちゃんと洋子さんも誘ってもいいかな?一緒に行ったらきっと楽しいと思うんだけど」
え?なんで……
俺は葉瑠と2人がいいんだけど
それに温泉はともかく海水浴なんてヒロちゃんは行かね~よ。あの人アウトドア好きじゃね~もん。
「ねぇいいでしょ、誘っても」
〝一応、聞くだけ…ね?〟ニコッ
「ま~聞くだけ聞いてみれば? 絶対行かないと思うけど─」
〝わぁやった!楽しみだな~〟
葉瑠はもう4人で行く気になってるけど、ヒロちゃんは行かね~ぞ…
何年か前に…仲間と相談して誘った事があるけど行かなかったから。
(このくそ暑い時になんでわざわざ)
洋子さんだってヒロちゃんが行かなきゃ絶対行かないだろうし…
ま~葉瑠がそれで気が済むなら聞いてみればいいよ。
でもなんで急にそんな話になったんだ?──
今日洋子さんと出掛けてそんな話になったわけ?
「なぁ、葉瑠?……」ん?
「───スースー」
マジか?──なんで寝ちゃうかな……