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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第7章 恋愛倦怠期
「あっ」
押さえてたビキニを引っ張るから…胸は丸出し…
慌てて手で隠そうとしたら壁に押し付けられ、キスで口を塞がれた。
「ん、っん…」こんなとこで何考えてんの。トントン
口を塞がれてるから喋れないし…逃げようとするのに膝を足の間に入れてくる。
鏡也君の大きな身体を押し付けられたら逃げられるわけないでしょ。
ダメだったら……胸、弄っちゃ。
先端を摘まんだり指で擦られ、壁と鏡也君の間に挟まれた私は筋肉質な腕を掴むだけ。
早く出なきゃ、また店員さんが来ちゃう!
ダメだって思うのに身体が疼くのはナゼ
クチュッ……「パッ……ハァハァ、ハァハァ、」
鏡也君の呼吸のタイミングで漸く息を吸い込んだ。
「葉瑠─続きは後で、行くよ」
耳元で呟かれ背中がゾクゾク──え?
なに?頭が付いてかないよ。
どうしたの急に…服を着せられ〝行くよ〟って!
シャー
「え?」
「あっ…お客さま……え?」
鏡也君がカーテン開けると近くにいた店員さんと眼があった。
私達を見て驚いてる。
そうだよね狭い試着室から2人が出てきたんだから、しかも一人は男。
俯く私の手を引いて鏡也君が店員さんに声を掛けた。
「これ下さい、あとこれも」
もう恥ずかしくてその後の事はよく覚えてないよ…
「葉瑠─しっかり歩いて、もうすぐだから」
ずっと下ばっかり見てたからどこを歩いてるかも分からない。
ガチャン。
ん?──扉の閉まる音に顔を上げると──
──トイレの個室。
なんで……トイレ行きたかったの?
私まで入っちゃったよ?
いいんだよ。
俺……我慢出来なくなっちゃったから……