この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第9章 癒されたい!恋のバカンス②

「もしかしたら…ヒロちゃん達、結婚まで一気に行くかもな」
「もう?そんなに上手くいくかな?」
今までは洋子さんが仕事優先だったから……ヒロちゃんは諦めてたんだよ。
でも洋子さんの気持ちが変わったんなら話は別。
「実はな」…………
葉瑠の水着を二人で買いに行った時あっただろ?
その何日か後にヒロちゃんの店に行ったんだよ……
****
カランカラン
「お~来た来た……クク」
何だよ来た早々。ニヤニヤしやがって!
「洋子から聞いたぞ…お前、どこまで葉瑠ちゃんにベッタリしてるんだよ」
……なんとでも言え
言いたいことはわかってるつぅ~の。
「しかしお前よく女の買い物に付き合うよな、ある意味尊敬するわ……」
「なんで…水着だぞ。一人で行かせてどんなの選ぶか気になるだろ?」
「いやべつに……」
あ~あこれだから……洋子さん可哀想に。
やっばり洋子さん、俺達と一緒に行けば良かったんだよ…
俺がとびきりセクシーなのを選んでやったのに!
「お前なぁ……それはダメだろ」
あれあれヒロちゃん
もしかしてヤキモチ妬いてるとか?
ククク
「バカ違うわ!」
なんか照れてない?
へぇ~ヒロちゃんがねぇ~ヤキモチをねぇ~
珍しいなこんなヒロちゃんは。
─今のうちだそセクシーな水着を着れるのも…
洋子さんもいい歳なんだからそのうち体形だって崩れるし……あっそうだよ、早く子供作らないと…婆さんになっちゃうぞ───
「それは俺じゃなくて洋子に言ってくれよ」
葉瑠の話だと……
洋子さんも最近は考えてるみたいだけど…
ヒロちゃんがぐうたらしてるから
迷ってんじゃね~の?

