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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第9章 癒されたい!恋のバカンス②

.:*:・'°☆
「ヒロちゃ~んごめ~ん」キャハハ
「ちゃんと返さなきゃ、続かね~だろ~が」
キツい言い方したって全然怖くない。
鏡也君と一緒…
口は悪いけど優しいお兄ちゃん
こんな水の中で思った所に返せるわけないでしょ
……でも楽しい!
「鏡也~早く来い、交代しろ」
ヒロちゃんが鏡也君に向かって叫んでる──
そうだよ鏡也君がいれば…
「鏡也く~ん…来て~」
「おう今行くよ」
手を振ればにっこり笑ってくれる鏡也君がカッコよくて…つい見とれちゃう。
「ほらっ葉瑠ちゃん行ったぞ」え?やだ待って
風に乗って大きく頭の上を越えるボールを必死に追い掛けてると
近くにいた人がボールを拾ってくれた。
「すみませ~ん」
「あっ」昨日の─人だ。
全然…気付かなかった。
私の後ろでお友達と遊んでたんだね!
跳ねるように進んで漸く追い付いた。
「はい!─葉瑠ちゃん運動苦手なの?」
うんそうなの……あれ?
私の名前……教えたっけ?
「昨日、彼氏がそう呼んでたから」
バイキングの会場で私達が騒いでたから目立ってたみたい。
「周りがみんな可愛いとか、カッコいいとか結構騒いでたんだけど、聞こえなかった?」
そうなの?全然…
「えっと……」
「俺、孝二って言うんだ」
あ、孝二さんね!
孝二さんとお友達─今日帰るんだって─
「最後に話が出来て良かったよ」
「……アハハ」
なんて返事していいか分からないけど、でも昨日はほんとありがとう。
改めてお礼を言って顔を上げると、孝二さんは私の後ろを見てニヤリと笑ってる…
ん?
「ヒロちゃ~んごめ~ん」キャハハ
「ちゃんと返さなきゃ、続かね~だろ~が」
キツい言い方したって全然怖くない。
鏡也君と一緒…
口は悪いけど優しいお兄ちゃん
こんな水の中で思った所に返せるわけないでしょ
……でも楽しい!
「鏡也~早く来い、交代しろ」
ヒロちゃんが鏡也君に向かって叫んでる──
そうだよ鏡也君がいれば…
「鏡也く~ん…来て~」
「おう今行くよ」
手を振ればにっこり笑ってくれる鏡也君がカッコよくて…つい見とれちゃう。
「ほらっ葉瑠ちゃん行ったぞ」え?やだ待って
風に乗って大きく頭の上を越えるボールを必死に追い掛けてると
近くにいた人がボールを拾ってくれた。
「すみませ~ん」
「あっ」昨日の─人だ。
全然…気付かなかった。
私の後ろでお友達と遊んでたんだね!
跳ねるように進んで漸く追い付いた。
「はい!─葉瑠ちゃん運動苦手なの?」
うんそうなの……あれ?
私の名前……教えたっけ?
「昨日、彼氏がそう呼んでたから」
バイキングの会場で私達が騒いでたから目立ってたみたい。
「周りがみんな可愛いとか、カッコいいとか結構騒いでたんだけど、聞こえなかった?」
そうなの?全然…
「えっと……」
「俺、孝二って言うんだ」
あ、孝二さんね!
孝二さんとお友達─今日帰るんだって─
「最後に話が出来て良かったよ」
「……アハハ」
なんて返事していいか分からないけど、でも昨日はほんとありがとう。
改めてお礼を言って顔を上げると、孝二さんは私の後ろを見てニヤリと笑ってる…
ん?

