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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第9章 癒されたい!恋のバカンス②

やっぱりタケルに間違えられたみたい。
「違うって言ってるのにさ、一緒に写真撮ってとか握手しろとか…」

その間に私が孝二さんと喋ってたから凄く焦ってたって……
だから不安そうな顔してたんだね。

「それで人違いだって…誤解は解けたの?」

「さぁどうだろ?サングラスを外して見せたからわかっただろ。いいよもうどうでも」

「それより、葉瑠は俺が女の子と話してて嫌じゃなかった?」

気にはなったけど、孝二さんが大丈夫だよって

──彼氏、相当葉瑠ちゃんに惚れてるね!──

鏡也君の答えなんて分かってるけど…

「当たってる?」
「悔しいけど……当たってる」ウフッ


バシャー
「キャッ「アッ、おいなんだよ」
後ろから誰かに勢いよく水を掛けられた。

誰?──あっヒロちゃん!

「お前ら、いい加減にしろ」
……いつまで2人の世界に浸ってんだ!
こんなとこで、イチャイチャしやがって………

ごめんなさい…怒られちゃった。
ヒロちゃん達と遊んでたのにすっかり忘れてた。

「イチャつくなら部屋へ帰れ」
「遊びますぅ」



それからみんなで時間を忘れて遊びまくった。

楽しかった、けど疲れたね!
「俺達もう出るけど」ってヒロちゃん。

「葉瑠はまだ遊ぶんだろ?」
ううん、これだけ遊んだらもう充分。
私達も出よ?

「ほんとにいいのか?」
鏡也君が何度も聞いてくるから

「うん!明日帰る前に遊ぶから」
そう言ったらみんなに笑われた。


「じゃちょっと休んでお土産でも見に行こうか」
うん行こう行こう!

鏡也君の家族にお土産買わなきゃ…

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