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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第10章 俺の大事な天然娘
****
仕事の方もいよいよ忙しくなる。
その前に葉瑠を家族に紹介できてホッした。
いつものように葉瑠と風呂に入ったらソファに座って寛ぎタイム。
〝よいしょ〟
テレビを見てると葉瑠は必ず俺の膝に入ってくる。
「俺は座椅子か……」
「ウフッ……私専用の座椅子、ダメ?」
もちろん…いいんだけど……
凭れたまま振り向いて見上げるから……
チュッ。クスッ…
お決まりのキス。
「あ~チューした~♪」クスッ……してないよ。
「今したでしょ~」ブンブン、してないっつぅ~の!
知らん顔してテレビを凝視……
もう、鏡也君ったら…
あっ、ねぇ鏡也君……お義姉さんがねっ?──
「堅苦しいから今度から名前で呼んでって」
私まで奈緒美さんなんて呼んじゃって……
いいのかな?
「奈緒美さんがそう言うならいいんじゃね?」
「そぉ?フフッ」
俺だって奈緒美さんって呼んでるし
太郎と華子だって…いつの間にか俺のこと呼び捨てにしてんだよな~。
「そのうち葉瑠もお姉ちゃんじゃなくて〝はるぅ〟って呼ばれるかもよ」
「そう?二人とも可愛いから許しちゃう」
そう言えば……葉瑠は俺の事をいつまでたっても君付けでしか呼ばないよな。
洋子さんだって英美ちゃんだって…ヒロユキ・真司って呼び捨てにしてるし─
葉瑠も、もう呼べるんじゃね?
「鏡也って呼んでみて」
「へ?え~恥ずかしいよ今更」
そんなに恥ずかしいか?
葉瑠は祐輔君のことだって……確か呼び捨てにしてたよな─
なのに、なんで俺はダメなの?…
「そんなに呼んでほしかったの?」
そうじゃないけど──
ちょっと距離を感じるつぅ~か…
仕事の方もいよいよ忙しくなる。
その前に葉瑠を家族に紹介できてホッした。
いつものように葉瑠と風呂に入ったらソファに座って寛ぎタイム。
〝よいしょ〟
テレビを見てると葉瑠は必ず俺の膝に入ってくる。
「俺は座椅子か……」
「ウフッ……私専用の座椅子、ダメ?」
もちろん…いいんだけど……
凭れたまま振り向いて見上げるから……
チュッ。クスッ…
お決まりのキス。
「あ~チューした~♪」クスッ……してないよ。
「今したでしょ~」ブンブン、してないっつぅ~の!
知らん顔してテレビを凝視……
もう、鏡也君ったら…
あっ、ねぇ鏡也君……お義姉さんがねっ?──
「堅苦しいから今度から名前で呼んでって」
私まで奈緒美さんなんて呼んじゃって……
いいのかな?
「奈緒美さんがそう言うならいいんじゃね?」
「そぉ?フフッ」
俺だって奈緒美さんって呼んでるし
太郎と華子だって…いつの間にか俺のこと呼び捨てにしてんだよな~。
「そのうち葉瑠もお姉ちゃんじゃなくて〝はるぅ〟って呼ばれるかもよ」
「そう?二人とも可愛いから許しちゃう」
そう言えば……葉瑠は俺の事をいつまでたっても君付けでしか呼ばないよな。
洋子さんだって英美ちゃんだって…ヒロユキ・真司って呼び捨てにしてるし─
葉瑠も、もう呼べるんじゃね?
「鏡也って呼んでみて」
「へ?え~恥ずかしいよ今更」
そんなに恥ずかしいか?
葉瑠は祐輔君のことだって……確か呼び捨てにしてたよな─
なのに、なんで俺はダメなの?…
「そんなに呼んでほしかったの?」
そうじゃないけど──
ちょっと距離を感じるつぅ~か…