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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第2章 波乱のアルバイト
バタンッ……あ!「なんで1人で入るかな」
すぐに鏡也君も入って来た。
「───///」
無言で端っこに寄ったのに、抱えられて簡単に足の間に下ろされた。
うしろから私を抱きしめて顔を覗き込んでくる。
「葉瑠?クスッ…」ムッ。
なに怒ってるの?って!
怒ってないけど─自分の心の狭さが嫌になる。
クスッ………「なんで笑うのよ?」
「ん?嬉しいから。俺って葉瑠に愛されてんだな~って思って─だからヤキモチ妬かれると嬉しいよ」
「………え~!そん、なの……」
もしかして、わざと私にカバンを開けさせてるってことなの?
「ねぇ鏡也君?」
振り返ると─チュッ。─ぅん
うしろからほっぺにチューされちゃった。
優しく耳たぶを噛みながら胸を揉まれて─想わず声が洩れる。
〝ぁん、っ……〟
もうそうやって、いつも私を─
「今日…どうだった?」へ?
「バイト、行ったんだろ?」えっと、うん。
その間も手は動き、唇は甘く首筋を這う…
「どうだったの?」
「──うん、楽しかった、よ」それだけ?
「うんそうそう」
ちょっと緊張したけど…みんないい人達だし、久しぶりに仕事したって感じがして楽しかったよ。
「そうかそれは良かったな!時間も短いしこれなら俺も安心だ」
──葉瑠もよかっただろ?
俺が友達の事を思い出して…って言われちゃった
あ~………そ、そう、だね!アハハハ
「今日は迷子にならなかった?」
やだまたぁ~なるわけないでしょ?
だって彩ちゃんも一緒に行ってくれたから
「アハハ、やっぱり?」うん。
断ったのに心配だからって付いてきたんだよ。