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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第11章 最強のライバル

もう今夜は大人しくよ寝ようね。

キンズサイズのベッドの上…
もしまた蒼くんが起きた時の事を考えて、私は蒼くんの隣に寝転んだ。

鏡也君は…私の後ろに隠れるようしてに抱きついてくる。蒼くんに見えないようにだって─

そんなにピッタリくっ付かなくてもいいんじゃない?─顔を付けて深呼吸なんかされたら擽ったいよ…

スーハァ~「キャハ……くすぐったいからやめて…」
シー!葉瑠、静かに
だって……

〝葉瑠こっち向いて、ねぇ〟
ん~ダメだよ。我慢して
向き合ったらさっきみたいになっちゃうでしょ?

今日はもう寝るの!
「ケチ」クス…………
もう鏡也君はまるで子供。

〝ぁ~ダメだって!コラッ〟
パジャマの下から手を入れて胸を弄りだす。

「これくらいいいじゃん、お預けされたんだから……後は何もしないから…」

絶対だよ?………うん。

「……ン……ぅん///」
そうは言ってもそんなにされたら─

ん?………鏡也君?
激しく動いてた手がどんどん優しくなって、とうとう動かなくなった。

「鏡也君?……ちょっと…」

散々人の胸を弄っておいて、自分だけ寝ちゃうってどういう事?

これじゃ私が寝られないでしょ~よ。
もうッ!



*:*:・'°☆
クンクン──美味しそうな匂い。

はッ…………え?
「おはよ」お、おはよ!
美味しそうな匂いに釣られて目が覚めた。

「昨日眠れなかったの?ニヤニヤ、よく寝てたから作っといたよ」
そう、誰かさんのせいでね!

でもありがとう。

「るぅ~」あッ蒼くんも起きたの?おはよ!
ほらッ鏡也パパがご飯作ってくれたよ美味しそうだね~

じゃ、食べよっか?

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