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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第11章 最強のライバル
***
「蒼くん、お口開けてぇ…あ~ん」パクツ。
おりこうさんだね。

「ムッ─昨日は蒼士自分で食ってたぞ」

鏡也君は…甘やかしすぎだって言うんだけど
スプーンを渡すと返してくるんだよ。
「るぅ~どーじょ」

「蒼士、甘えないで自分で食え」
「………きょーや…めっ!」──いやお前だろ!
「きょーや、めっ!」──はぁまったく。

昨日は仲良くしてたのになぁ──
鏡也君が私に近づくと…蒼くんが嫌がるようになっちゃって……

なのに面白がってわざと私に抱きつくから
「うゎ~ん…」
あ~もうっ、鏡也君…泣かさないでぇ。

ピンポ~ン♪───
あっ来た!
蒼くんママがお迎えに来たよ。

「そうし~♪」
「!?─マ~マ」はぁ良かった。

蒼くんは嬉しそうに英美ちゃんに抱きついた。

「葉瑠、鏡也君…ありがと、これお土産ね」


ありがとう!で、どうだった?
ナイトクルージングは…
ま~英美ちゃんの顔見ればわかるけど

「英美ちゃん、ずいぶん肌の艶がいいな」

鏡也君…余計な事言ったらダメだよ。
眼で合図して釘を刺しとかなきゃ……

あらそう?…ウフフ…
「すっごく良かったわよ!鏡也君もいつか葉瑠を連れてってあげてよ」

そんなに?鏡也君……聞いてた?

「はいはい覚えとくよ」
横目で鏡也君をチラ見したら…そう言ってくれた。

「それより鏡也君…どうしたの?」

おでこの絆創膏を見て…
もしかして蒼士が?──って!

あぁ~えっとこれは……
「一緒に遊んでてぶつかっちゃったんだよ」
そうそう。

良かった鏡也君が…そう言ってくれて。
正直に言えるわけないけどね──

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