この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第12章 過保護な彼氏

違うから。
私はその~鏡也君といっぱい話がしたいだけ。
だって…出張で昨日いなかったから

「葉瑠ありがと気持ちよかったよ、じゃ寝るよ」
え?

そう言って鏡也君は…私に背中を向けてしまった!
ほんとに?……

疲れてるのはわかってるけど背中向けなくたって良くない?

1人ポツンと取り残された感じがして寂しくなった

もうっ…なによ、よし。じゃ、こうしちゃお……
後ろから鏡也君の背中に抱きついた。
……ギュッ。

「甘えんぼ、疲れてるって言ってるのに」え?

ダメなの?
これじゃゆっくり寝られない?
そんな言い方しなくたって……

「……///」
ごめん、シツコかったよね─
ゆっくり寝かせてあげなきゃ

こんな時だってあるよ。我が儘はダメ
そっと手を離し…鏡也君に背中を向けた。

わかってるけど……
無性に寂しくて悲しくなる。グスッ──

は?─ガバッ「葉瑠?……なに泣いてんの」

鼻を啜ったから、鏡也君が慌てて飛び起きた。
ブンブン、なんでもないから寝てて……

「……バカッそんなことで泣くな」

泣いてないから……鼻水が出るだけ。
寝てよ、私の事はいいから!

「─葉瑠…」

すると突然
後ろから大きな腕に包まれて抱き起こされた。

ギュッ……ごめん。

「私…エッチしたいんじゃないもん、鏡也君とくっ付いてるだけでいいのに……」

わかってる
「ごめん葉瑠の反応が面白くてふざけただけ」

「……グスン……」

頬をくっ付けて何度もごめんって!
「葉瑠こっち向いて」ブンブン、ダメ

怒ってるんじゃないよ。
泣きべその顔を見られたくないだけ…

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ