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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第12章 過保護な彼氏
───***
振り向かせようとしたけど、嫌がって顔を背ける……

ドサッ……
力でねじ伏せ二人で倒れ込んだ。
葉瑠が逃げないようにすぐに腕を掴んで抑え込む

「葉瑠……顔見せて」やっ。

やっぱり泣いてた。
俺に見せたくないんだろ、すぐに横を向こうとする

「俺を見て、葉瑠」いや!
そんなこと言うなよ。な?

暫く髪を撫で落ち着くのを待った。
根負けしたのか漸く葉瑠の力が抜けてきた…

「……強引……///」
「俺が強引なのはよく知ってるだろ」

俺がこのまま大人しく寝るわけね~だろ
そんなに冷たい言い方だった?

「顔は笑ってたんだけどな……」

「そんなの…分かんないよ」

そうかごめん!

「今日はさぁ早く葉瑠の顔が見たくて、これでも急いで帰って来たんだよ?」

葉瑠が思ってる以上に、俺は葉瑠に依存してるんだわ……自分でも可笑しいと思うけど

「……///」
「嘘だと思う?」


ん!?………ブンブン

そうだろ?
俺、嫉妬深いからさ…

さっきみたいに店で知らない男が(はるちゃ~ん)
なんてアホ面して呼んでるの聞いちゃうと絶対激しくしちゃうから今日は我慢しようと思ったんだけど──
無邪気にくっ付いてくるし─

「………ぇ…」
葉瑠は驚いたように眼を見開いてる。

葉瑠に素っ気ない態度をすると甘えてくるから…
俺はそれが嬉しいの
でも今日は、さすがにマズかったよ。

キスしたら我慢できないと思って背中を向けたんだけど、葉瑠が泣くから負けちゃったじゃん!

なんとか自分を抑えようとしたけど、やっぱりムリだった。

「するよ─キス」
「………」──チュッ。──

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