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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第12章 過保護な彼氏

私達の事より
ヒロちゃん達のお祝いしなくちゃね!
明日、英美ちゃんにも早速教えてあげなきゃ。
ウフフ…きっとビックリするよ。
そうだ
「ねぇ鏡也君、どうしたらいいかな?」
「なにが?」
お祝いする場所だよ。
英美ちゃん達の結婚パーティーとか、鏡也君の送別会も…いつもヒロちゃんのお店でやったじゃない?
今回はさすがにヒロちゃんのお店ってわけにはいかないし、料理を作らせるのも可哀想じゃない
「んっ……あっごめんね」
私、鏡也君の膝に乗ったままだった!
膝から降りようとすると
「いいよ、このままで」って!
そお?
でも、鏡也君はまだスーツのまま
じゃ手伝ってあげる。
Yシャツのボタンを外そうとしてるから
「あ~やったげる♪」
私が手を出したから…
鏡也君は後ろ手を付いて高みの見物。
ん?私が脱がすの?フフ……
私はボタンを外しながらお喋りの続き…
「ねぇ、どうしたらいいと思う?」
「ヒロちゃんが作るだろ?」
「それ変でしょ?」
今度は鏡也君が私の服を脱がしてくれるんだって!
「ほらっ腕」あっうん。
「葉瑠が作れば?」え~それムリ
「こっちの腕も─」え?うん!
鏡也君は私の服を脱がし…遠くへ放り投げた!
「鏡也君…上手なんだから作れば?」
「ムリ」
…ん…っ、やだ
急に背中を指でなぞったりして……
「ピザとかテイクアウトすればいいじゃん」
「それじゃヒロちゃん自分で作るって言いそう」
「じゃ、いいじゃんそれで」
もう真剣に考えてよ!
「ん~っ…こらっ」
そうやってイタズラしないの?
ブラジャーの紐を下ろそうとするんだから

