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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第2章 波乱のアルバイト

──彩、どうかな?──
───うんうん、いいんじゃない──

─じゃ、とりあえず会ってもらお──

ま~仲がいいですね~。私の前でナイショ話して…もしかしてお邪魔だったの?

それなら先に帰りますよ彩ちゃん!

「あ、じゃまた」
2人に挨拶して帰ろうと思ったのに─信吾さんに呼び止められた。

「待って葉瑠ちゃん」へ!

なぜかデザイナーさんとカメラマンさんに紹介するからって別室に連れていかれたの………

そこは撮影スタジオで
中ではイケメンモデルさんが撮影の真っ最中だった。

パシャ、パシャ
「稜くんあとワンパターンお願い」パシャ

わぁ!足ながっ。日本人?
茶色い髪に鼻が高くて、男なのに色気がある。

そう言えば私、男性モデルさんは関わったことなかったな?

ボーと撮影を見ながら、そんな事を考えてたら
「オッケー、稜くん今日はここまでよ」

終わったみたい。

信吾さんとスタッフさんらしき数人が私を見ながら話をしてる。
そんなに見なくても良くない?

「う~んいいわね稜くんはどう思う?」
「うんいいね、おいしそう」

え?ちょっとなに?私、食べれませんから

「─アハハハ、冗談─きみ可愛いね」
どっどうも。


そこで漸くスタッフさんを紹介された。

デザイナーの石渡智恵美さんと
カメラマンの進藤恭子さん。

「そしてモデルの成宮稜(りょう)くんカッコいいでしょ?」
そりゃカッコいいけど──

お家に帰れば、モデル並みのイケメンがいるからそんなに驚かないけどね──


「あっどうも宮下葉瑠です」

「さっそくだけど葉瑠ちゃん。これに着替えてそこに立ってみて」

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